Crinical Lab 2010


開催場所:Anaheim Convention Center(カリフォルニア州、アナハイム)
開催日:2010年7月27日~29日


全米最大級のクリニック・ラボの展示会である2010年CLINICAL LAB EXPOが、7月27日~29日、カリフォルニア州アナハイム・コンベンションセンターで開催された。展示会主催者の発表によると、本年度の出展企業は635+社(1970ブース)、来場者は20000人以上で、クリニックのラボで使われる測定器、機器、資材、そしてソフトが販売されている。セミナーも全8セミナーが開催され、定員になるセミナーも多かった。
展示会初日に視察を行ったが、入場登録は長蛇の列で、登録に1時間近くかかってしまった。最近の展示会は縮小傾向になっており、来場者が減少しているが、この展示会に限っては、アメリカの不況を全く感じなかった。むしろ、盛り上がりを感じた。

日本企業は、約12社が出展しており(味の素株式会社、旭化成株式会社、古野電気、日本臨床検査自動化学会、日本電子株式会社、株式会社ニチレイ、日本光電株式会社、ローム株式会社、積水メディカル株式会社、株式会社テクノメディカ、東洋紡株式会社など)、大きなブースで大々的に宣伝しているところも多かった。大手だけでなく中小の出展も目立った。それより目を引いたのが、日本からの参加の多さ。会場を歩いても、あちこちから日本語が聞こえた。そして、皆さん、かなり真剣に視察をされていた。中国からの出展も目立ったが、ブースの賑わいはなかった。安全面やその他の面で、まだ中国企業がアメリカのレベルに達していないのかもしれない。

2011年は、7月26日~28日まで、ジョージア・ワールド・コングレス・センターで開催される予定。

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