失敗事例 その1

弊社は、2012年から、展示会情報を発信しております。弊社運営のブログには、10万人以上の方にアクセスして頂いております。アメリカ進出に興味をお持ちの方が、圧倒的に多いです。多くのホームページや、ブログでは、成功事例は紹介されていますが、失敗事例はあまり紹介されていません。弊社の失敗を含め、今後は、弊社ブログでも、失敗事例をご紹介していきたいと思います。

日本の皆様に、同じ失敗をしていただくことがないようにという思いからです。本日は、展示会出展に関しての失敗事例をご紹介致します。

アメリカの展示会は、商談の場です。そのために、事前の完璧な準備が必要です。日本から、展示会にご出展される方の多くの企業様が
準備不足です。業界にもよりますが、アメリカの商流は、メーカーから小売店に直販され、卸業者が存在しておりません。また、多くの小売店が、輸入などしたこともありませんので、通関をどのようにしたら良いのかもわかりません。

そのために、FOB日本の価格だと、日米間の送料もわからないので、実際のコストが算出できません。FOB日本と聞いただけで、ブースを離れるバイヤーも少なくありません。また、ミニマムの設定が高すぎて、中小が手を出せない場合も多いです。

日本企業様からすると、アメリカでの代理店や卸売りを求めて、出展されているケースも多いので、そのような条件を提示されます。展示会に出展される場合は、その業界のアメリカの商流を事前に調べ、メーカーが直、小売店に販売している場合は、FOBアメリカで、ドル建ての価格設定が必要になります。

それには、関税の調査、商品にかかる送料負担など、事前の調査が必要となります。

ご質問等は、お気軽に info@mcrossintl.comまでご連絡ください。


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