アメリカのアパレル、雑貨の商流

アメリカの商流は、業界により若干違います。今回は、アパレルと雑貨の商流について、ご説明いたします。アメリカでは、メーカーが、直接小売店に販売するために、卸問屋が真ん中には入らない場合がほとんどす。卸問屋というものがほとんど存在しておりません。そのために、街の小さなブティックにも、チェーン展開しているアパレルショップにも、同じように納品されます。小さなブティックなど、当然、輸入経験がないために、FOB米国での取引が必須です。

FOB米国の価格設定で、商品を流すには、米国に拠点が必要になってきます。方法は、二通りです。自ら、米国現地法人を持つか、もしくは、輸入営業代理をしているエージェントを使うかです。エージェントの役目は、

日本から送られてくる商品を通関させて米国内で受け取る。
         ↓
オーダー毎に商品をピックング(同時に検品)して発送する。
         ↓
集金を行う。
         ↓
集金した金額を日本に送金する。

という流れになります。商流だけを代理で行う場合と、在庫管理、マーケティング、営業も代行する業者もあります。弊社を含め、このような代行業務をしている日系の企業は、ロス、ニューヨークに、結構あります。

アメリカの展示会に出展されると、FOB米国で、ミニマムが低い場合は、市場性がかけはなれていない以外、大抵注文が入りますので、事前にエージェントを選定されることをお勧めいたします。




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