NY NOW 2017(ニューヨーク・ナウ)のAMAZONのブース 小売店の変化

 NY NOW 2017(ニューヨーク・ナウ)が、2017年8月24日から、NYのJAVITS CONVENTION CENTERで開催されました。アメリカ最大のギフトショーです。毎年、1月と8月に開催されています。

 アメリカは、小売業が低迷しており、雑貨、アパレル関係の小売店は特に、苦戦しています。そのために、来場バイヤーも減少しており、大手の小売店バイヤーの数も少なかったです。展示会で紹介されている誰でも仕入ができる商品を、大手のバイヤーは求めていないということが、徐々に展示会でも表面化しています。

 今回は、アマゾンが、レジストレーション横に、ブースを構えて、アマゾンで販売!を宣伝しており、このブースの相談コーナーでは、常に、出展者、来場者が、担当者と話しておりました。




 このアマゾンのブースは、展示会場の入り口にも、このようにポスターが貼られていました。アマゾンで、商品が販売されると、後は価格競争の世界です。今までは、大量生産された商品が強かったですが、今回、アマゾンは、ハンドメイドの唯一の商品をアマゾンで販売しましょう!と声がけしており、HANDMADE BY AMAZONといセクションもできたようです。

 アマゾンでは、質感や商品の特徴をがわかりにくいものですが、アマゾンももちろん、それを工夫していることでしょう。アマゾンもセクションにより、商品の表現方法の決まりを変えていく動くになると予想します。

 展示会主催者も、今後の展示会のあり方を模索しているのが、この正面に、アマゾンにブースを出させたことにより伺いしれます。展示会の在り方、小売店の在り方、メーカーの在り方が急激に変化する時代であることは確かです。アメリカの動きは、数年後には、確実に日本に行きます。今後のアメリカの動きから、目が離せません。


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