Magic(マジック)のフロアーの状況

 最近のアパレル業界は、ネットでは「死に向かっている業界」などと騒がれています。この兆しは、展示会の空き状況とバイヤーの数からも検証することができます。最近ではバイヤー、そして出展者も減少しているため、コンベンションセンターのスペースが余ってしまっているのです。写真は、ソーシングのセクションです。奥に進むと、広大な休憩スペースがあり、その左右には、カーテンで見えないようにされてはいますが、空きスペースになっております。




 バイヤーの数もかなり減少しています。会場は閑散としています。前回の夏に行われたマジックの際もバイヤーの減少が見られましたが、前回に増して、バイヤーの数は減少しています。




 来場者が減少していると言っても、MAGCIは、全米最大のアパレルの展示会ですので、アパレルの展示会としては、まだ集客ができいてる展示会です。毎回、展示会場内の、スタバには、長蛇の行列ができます。今回も行列はできていたものの、並ぶ気になるほどのもので、待ち「5本程度」でした。


 今回のMAGICでは、アパレル以外のものも目につきました。一例ですが、WWDのセクションでは鏡から写真を撮る機械が置いてありました。「インスタ用」でしょう。鏡ですが、目線の位置辺りにカメラがあり、鏡を見ながら撮影してくれる機械です。弊社の内野と井田がこの機械で記念撮影をした写真です。鏡に映っているものが写真になるので面白いのですが、難点としたら、鏡もスクリーンとなっているので、少し見にくいということでしょうか。これは、誰がどのような目的で使用するのか、少し疑問です。

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