inter solar(インターソーラー)

inter solar North Americaが、2018年7月10~12日、サンフランシスコのモスコーニ・センターウェストで開催されます。
ソーラー発電業界で最大の展示会のinter solar。約550社が参加し、来場者数は18,000人以上となっております。
日本を始めとしたアジアからの出展企業が多いこともあり、なんと公式ホームページに日本語で「出展するメリット」が載っております。申込書や昨年の資料などは英語版しかないようですが、こうして1ページだけでも日本語が用意されているとグッと親近感がわきますね。


アメリカではエコに対する取り組みが日本よりもかなり進んでおり、中でも全米第一のソーラー発電市場であるカリフォルニア州は、2030年までに再生可能エネルギーの割合を全エネルギーの50%にすることを目標としています。
都市のスマートシティ化や、全自動運転の電気自動車の普及に伴い、再生可能エネルギーの需要はますます増加し、その最先端にあるのがソーラー発電と言えるでしょう。

■まだまだ拡大するソーラー発電市場

ソーラー発電モジュールの販売価格は2010年より毎年平均23%下がっており、2009年から2014年にかけて、約三分の一にまで値下がりしました。また、市場サイズは同期間で4倍に拡大しました。単純計算で、数としては12倍増えたということになります。更にそこから、2020年には市場サイズは1.5倍程度に拡大すると試算されています。


■ソーラー発電+蓄電池のセットがトレンド

ソーラー発電で余った電力を電力会社に販売する、というのは日本ではよく行われている光景です。しかし実は、蓄電池を導入して余った電力を貯めておき、自家で使用した方が総効率価格が上がるケースも多々あります。
特にドイツなどでは電力会社に余った電力の買い取り義務があったり(そのせいで買取金額がマイナスになったという話も?)、火力発電よりもソーラー発電を優先するような取り決めがある都合上、余った電力を売っても大した利益にならず、売るよりも貯めておくほうに流行が傾いているようです。
この傾向はドイツに限った話ではなく、蓄電池はソーラー発電業界における大きなトレンドとなっております。



inter solarは6月7日まで割引価格で申し込み可能ですので、出展希望の方はお早めにお申し込み下さい。

MCICではinter solarへの出展サポートはもちろん、視察ツアーも企画いたします。
市場視察、関係者へのヒアリング等、ご要望に応じて柔軟なご提案をさせていただきます。
ご出展、ご視察にご興味がおありの方は、info@mcrossintl.comまでお問合せください。

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