全米最大のアパレルの展示会「MAGIC(マジック)2019サマー 

 日米共、アパレル産業(小売業)の先が見えないと言われている中、全米最大のアパレルの展示会「MAGIC(マジック)」が、ラスベガスで開催されました。前回まで、二か所の展示会場で、開催されていたMAGIC(マジック)ですが、今回から、一か所に集結されました。

 展示会の在り方も近年では問われており、全産業の展示会が縮小傾向にあり、今回のMAGIC(マジック)が、どのようになるか、業界関係者が非常に注目をした展示会でした。

 会場が縮小されたので、若干、人の入りがあるようには見えましたが、全体的には、来場者は減少しているのではないかと感じました。同時開催されていた、AGENDA、LIBERTY FAIRの会場も閑散としており、アパレル産業の迷いが、ありとあらゆるところで、見られました。

 今後、何かが大きく変わろうとしている、変わらなければならないと言う「不安と戸惑い」の空気が充満していたように感じました。

 下記は、会場の模様です。

 ヤングコンテンポラリー、レディス専門のWWDのセクションです。インスタを意識した主催者の展示物が目につきました。



 PROJECTのセクションは、NOW、DISTRICTなどのセクションに分けられており、PROJECT TOKYOxPROJECTのコラボレーションのセクションがあり、日本ブランドが出店されていました。





 THE TENT、MAGIC MENのセクションの模様です。




ITOCHUさんは、機能性アパレルで、連続出展されていました。


 環境問題、サステナブル、エシックなどの出展と打ちだしが多くみられました。何か、大きな変化が、この数年で起きる雰囲気はあります。時代が変わる時は、繊維産業から変わります。そういう意味でも、今後のMAGIC(マジック)の動きからは、目が離せません。 


 2020年2月は、ラスベガスコンベンション・センターが工事中となるために、マンダレイ・コンベンションセンターで、2月4日から開催予定です。2020年8月は、再度、ラスベガス・コンベンションセンターでの開催予定。

 次回のMAGIC(マジック)に、ご出展、ご参加ご希望の方は、お気軽に、info@mcrossintl.comまで、お問合せください。

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