World of Concrete 2013(ワールド・オブ・コンクリート)

展示会名:World of Concrete 2013(ワールド・オブ・コンクリート)
開催期間:2013年2月5日~8日
開催場所:Las Vegas Convention Center

2013年2月5日~8日まで、Las Vegas Convention Centerにて、World of Concrete 2013(ワールド・オブ・コンクリート)が開催された。世界全国のコンクリート関係者5万人が参加、出展者は1200社。World of Concrete 2013(ワールド・オブ・コンクリート)は、1975年から開催されており、今年で第39回目。

会場は、Las Vegas Convention Centerのノース、セントラル、サウスホールの屋内と、コンベンションセンターのパーキングを使用した屋外のブースがあり、また屋外では、トレーニングセッションや、デモも開催されていた。

コンクリートポンプやミキサー車などの大型機械や、コンクリートプラント、コンクリート資材、その他、コンクリート関連のサービス企業などが出展していた。大型機械は、ドイツが圧倒的なシェアを持っており、セントラルホールは、ドイツ企業がほとんどのスペースを占領していた。

日本企業も、ホンダをはじめとして、中堅どころが出展していた。

2007年のリーマンショック以来、アメリカの建築はずっと低迷していたが、ここにきて、ようやく業界に元気がでてきたのではないかという雰囲気が今年はあった。

日本のコンクリート市場にはあまりない、発泡スチロールで作られた型や、コンクリートの表面加工機械や資材が多く展示されていた。ポンプ社やミキサー車は、日本のものとは比較できないぐらい大型ものが多い。日本の道路規制では、これだけの大型は重量的に走行できないという問題があるので仕方ないが、土木の規模の違いを毎回来るたびに感じてしまう。

コンクリートだけでこれだけの展示会が毎年開催されていること自体、すごいなあと来るたびに思う。日本のコンクリート関連の皆さん、是非、視察にいらっしゃってください。コンクリート関係者の方々にとっては、とても興味のある展示会のようです。皆さん、夢中になられます。

来年度も、2月にラスベガスで開催される予定。

レポートにおまけです。ワールド・オブ・コンクリート番外編

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