National Hardware Show


National Hardware Show


開催場所:Las Vegas Convention Center(ネバタ州 ラスベガス)
開催日:2012年5月1日~3日
URL:http://www.nationalhardwareshow.com/
2012年5月1日~3日まで、Las Vegas Convention Centerで「Hardware Show」が行われた。来場社は約27,000人で、建設用工具、ガーデン用品、災害グッズ、アウトドア用品、キッチン用品などの商品が展示されている。

Hardware Showは、人間の生活に密着している業種なので、アメリカのそして、世界の住居(光熱関連を含む)のトレンドがこの展示会を視察するだけで理解できる。

この展示会で、とにかく何回も目にしたのは懐中電灯などの防災グッズだった。
懐中電灯といっても、典型的な懐中電灯ではなく、キャラクター物や蛍光灯付き、ハイブリッド、LEDなど多種多様となっている。懐中電灯だけでなく、ライト関連は、ほぼ100%と言ってよいほどLEDに代わってしまっていた。ライトにしても、水にしても、テーマは全て省エネになっている。



素材に関しては地球に優しいが当たり前になっていた。省エネ、環境に優しいは、今後更に重視される項目なので目を離せない。今まで、コスト中心だった業界がかわってきている。また、展示会全体の色が、黄緑と茶色が中心だった。これも、エコ・クリーンを表すものだと思う。

アメリカのガーデニング市場の巨大さを再認識した。ガーデン関連のセクションは、別の会場が用意されていて、アウトドアグッズも一緒に展示されていた。ここでは、バーベキュー用品を多数見つけた。アメリカでは、祝日があると必ずと言っていいほど、友達や家族とバーベキューをする。日本よりも確実に市場は大きい。


ガーデンセクションだけではないが、全体的に日本企業の出展が大変少なかった。出展だけでなく、視察に関しても日本人グループは数組しか見かけなかった。


この市場は、今後、多くのビジネスチャンスがあるので目が離せない。

別会場では、Waste Expoが同時開催されていた。出展企業550社、来場者11,000人で、北米最大規模の廃棄&リサイクルの展示会となっている。



Hardware Showと同時開催されているということは、生活と廃棄が密着していることが分かる。



次回は2013年5月7日~9日に開催される。

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