Natural Products Expo East 2010 (ナチュラル・プロダクツ・エキスポ 2010)


  Natural Products Expo East 2010 (ナチュラル・プロダクツ・エキスポ 2010)


開催場所:BOSTON CONVENTION & EXHIBITION CENTER

開催日:10月14~16日

ATURAL PRODCUTS EXPO EASTは、10月14日~16日、BOSTON CONVENTION & EXHIBITION CENTERで開催された。出展社は約1,300社、来場者は20,000人以上。NATURAL PRODUCTS EXPOは、毎年2回、3月にカリフォルニア州アナハイムで、10月にはイーストコースとのボストン、ボルチモアなどの都市で行われている。規模的には、ウエストの方がイーストの2倍~3倍だが、展示会の盛り上がりはどちらも同じぐらいだ。

イーストの特徴は、ヨーロッパからの出展企業が多く、ウエストはアジア諸国からの出展企業が多い。また来場者も、ウエストと比較するとイーストは、アジア諸国からの参加が極端に少ない。ウエストでは、会場の至るところで、日本からの参加者を目にしたが、今回はほとんど日本人を目にしなかった。

また、ウエストでは日本食材メーカーの参加が多く、日本パビリオンも設けられている。
しかし、イーストには、お味噌のマルコメ(Marukome USA Inc.)、神州一味噌(Miyasaka Brewery Co., Ltd)、ヤクルト(Yakult U.S.A.Inc,)、伊藤園(ITO EN INC,)、ハウス食品(House Foods America Corporation)の5社のみ。そのために、この5社が非常に目立った。そういう意味では、規模は小さいが、イースト参加することにより、引き合いは増えるように思う。イーストコースとも、ウエストコースト同様、日本食ブームで、健康志向の方々が、豆腐をはじめとする日本食がトレンドになっている。新規参入の日本食材メーカーにとっては、競争の激しくないイーストに参加することで、可能性が高まるように思う。
 




今年の特徴として、ピーナッツ関連の商品が多かったように思う。数年前からブームだったグリーンティーは、ほとんど姿を消してしまっていた。サプリメントでは、ホメオパシー系が主流になっていた。
次回のNATURAL PRODUCT は、2011年3月10日~13日に、カリフォルニア州アナハイム、9月21日~24日に、メイン州ボルチモアで開催される。

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