INTERNATIONAL HOUSEWARE SHOW


INTERNATIONAL HOUSEWARE SHOW

開催場所:McCormic Place (シカゴ)
開催日:2012年3月10日~13日
URL: www.housewares.org

 2012年のINTERNATIONAL HOUSEWARE SHOWはシカゴのMcCormic Placeで、3月10日~13日まで開催された。

  入り口、ブースの豪華さ、バイヤーへの特典(ランチ無料、飲み物おやつも無料、コートやバッグを預けるのも無料)
などを考えると、大きな市場であることが想像できる。






  他の展示会と比較すると、ヨーロッパの企業や日本企業が多く出展している。
 韓国企業も出展していたが、中国企業はメインホールには非常に少なく, 中国コーナーにまとめられており(400社ほど出展)全く別物としてとり扱われていた。

  ブランドが大切な市場なので、展示会場もそれを重視された構成になっていたと思う。













  日本企業で目だったのが、包丁、陶器と家電。象印、タイガー、パナソニックが出展していた。

 中でも象印は大変豪華なブースで、タイガーを大きく引き離していた。
象印がアメリカ市場に力を入れているのがうかがわれた。

 JETROもJAPAN PAVILLIONをもっていて、10社ほどの日本企業が出展していた。アメリカ人女性が、各ブースにて対応をしていたが, 販売体制ができていないために、あまりにぎわっていなかった。

 このJAPAN PAVILLIONには、"地震の支援をありがとう"のポスターもはられていた。











 キッチン関連、掃除関連、健康関連やインテリアのほか目だったのが、テレビショッピングの企業が、
20社以上が出展していた。その中でも最大手TELEBRANDは、閉鎖したブースに招待している人だけを入れており、王者の貫禄を見せていた。

 日本のテレビショッピングでも売れそうな商品が多くあった。日本のテレビショッピングバイヤーは必見だと思う。

 GREEN関連のコーナーも設けられており
多くのエコ関連商品が展示されていて、これからの市場に必要と思われるものも多かった。

 今後、HOUSE WAREの分野は更にエコ傾向が強くなるものと思われる。




 この業界も、白人が動かしている市場。まだまだアジアの力は弱い。

 その中で、日本はしっかりと市場に入っている感じがした。自信のあるメーカーさんにはもっと出展していただきたいと感じた。

 日本ブランドは、市場参入の可能性が高い。
 来年度は、3月2 - 5 日に同じくシカゴで開催される。



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