SEMA Show

SEMA Show 2012
開催場所:Las Vegas Convention Center (ネバダ州ラスベガス)
開催日:10月30日~11月2日


車やバイク関連の展示会SEMA Showがラスベガスコンベンションセンターで開催された。世界中から60,000人以上のバイヤーが訪れる、世界最大規模の展示会。他の展示会はどんどん縮小していく中、SEMA Showだけは、衰えていく気配が全く無い。コンベンションセンターの1階と2階の全フロアを使っていたが、どこに行っても人だかりだった。

会場外だけでなく、会場の中にも車が展示され、一般の人達でも会場外だけなら自由に行動でき、沢山の人達が車の写真を撮りに来ていた。





やはり、この業界でもLEDは欠かせないようで、電気系はほとんどLEDという表示があった。車のデコレーション用のものもあり、とにかくカラフルなLEDライトが沢山展示されていた。カラフルといえば、LEDだけでなく、ペイントなどのアート系の企業も展示していた。アメリカでは、車に絵が描かれているのをよく目にする。このような企業も、車業界では欠かせないのだろう。

もちろん、ToyotaやHonda、Hyundaiは相変わらず大きな目立つブースで、新作の車を展示していた。更に、KIAも入り口から近いところに大きなブースを構えて、車やパーツを展示していた。私の印象では、KIAはアジア系企業の中では劣っているというイメージがあったが、このブースを見せ付けられては、否定せざるをえない。アジア系企業が車業界でこんなに頑張っていると言う事をとても嬉しく思った。ToyotaやHondaだけでなく、そんなに多くはなかったが、他にも日系企業が出展していた。しかし、どこに行っても見かけるのは中国ブースだ。SEMA Showでも沢山の中国企業が出展していて、それなりに人が入っていた。中国パワーは凄い!日本の製品も世界に通用するほど素晴らしいので、中国並みに積極的に海外に出て行って欲しい。


新商品のみを展示しているNew Product Showcaseもあった。車の部品や備品が数多く展示されていた(私は車には詳しくないので、何がなんだか分かりませんでしたが・・・)。ここには沢山の人がゆっくり、じっくり商品を見て、それについて隣にいる知らない人と意見交換をしていた。やはり、専門的な業種だけあって、話がはずむのだろう。この展示会の来場者は、この業界ならではの、雰囲気が漂っていた。ラフな格好で、白人が多く、アルコール好きが多い。フードコートにもバーが設置されていて、始終人だかりが出来ていた。


裏口のほうでは、試乗が出来るようになっていた。普段乗れないスポーツカーや高級車を乗り回せる。エンジンをフル回転させ、もの凄いスピードで走り抜けていく車。びっくりしたのは、試乗するために並んでいる人たちの半数は年配の方だった。さすが、アメリカ・・・


その中でも一番、私が気になったのは、車を改造したビリヤード台。ゴールドの車体に炎のアートを加え、ヒョウ柄の台・・・なんとプレイしにくい台でしょう・・・

次回は2013年11月5日~8日にラスベガスコンベンションセンターで開催予定。

コメント