California Gift Show (カリフォルニア・ギフト・ショー) 展示会レポート

開催日:2013719日-22
開催場所:LA Convention Center & LA MART
California Gift Show

先週末にCalifornia Gift Show (カリフォルニア・ギフト・ショーが開催されました。場所は、LA Convention  Center LAコンベンション・センター)とLA MARTLAマート)の2会場です。
ただ、LA MART(LAマート)は、常時オープンのショールームが入っている建物です。家具から雑貨、生活用品まで幅広いジャンルの企業がそれぞれの個性を出しています。LA Convention  CenterLAコンベンション・センター)は、特設会場の2つのホールを借り切っての開催です。二つの会場は無料シャトルバスが走っていて、時間も約5分ほどの距離。参加者にとっては、うれしいサービスです。
扱う商品は、生活用品全般、オブジェ、デコレーション商品、キャンドル、バス&キッチン用品、マッサージ商品、アクセサリー、帽子、パジャマ、ギフト用品、季節用品、靴、エスニック雑貨などなど、様々な製品が展示されていました。食品を扱うブースもあり、チョコレート、ディッピングソースが試食できました。
まず、印象としては中国企業のブースが多かったこと。その中でも、MADE IN USAの商品を扱うブースが以前よりも復活して来たようで、アメリカ産の商品を扱うブースには、「MADE IN USA」のサインが目立つと所に飾られ、こちらのブースの方が中国企業よりも活気があったように感じます。

あと、人気があったのが、トルコ産のオーガニックを使って織られたとタオルのブース。昔ながらの手法で作られたこのオーガニック製品の特徴は、洗うごとに柔らかさを増すこと。初めて買った時の手触りが一番固く感じ、一度使い始めたら他の商品には戻れないとか。実際に洗った商品に触れさせてもらいましたが、驚くほどの柔らかさ。地球に優しく、人にも優しい。

やはり、環境問題に関して積極的に取り組んでいる企業や、他社との差別化を明確に計っている企業は、会場でも非常に目立ちます。出展する上で、企業のコンセプトを明確に打ち出し、わかりやすいメッセージを伝えるブースが結果につながると、改めて思いました。
2階の会場を後にし、次はもうひとつの特設会場へ。2階の会場は卸業者専門のため、注文を受けるだけなのに対し、こちらの会場は、Cash & Carry(キャッシュ&キャリー)と言って、欲しいものをその場で購入できるブースばかりです。2階の会場に比べ、広さもにぎわい方もで倍以上で、活気を感じました。

奥のほうには、エスニック雑貨を扱うブースがたくさんあり、多国籍なムードが漂う中を進んでいくと、一番奥はビンテージ専門のブースが立ち並んでいました。ここは、他と違い、ブースが四角い壁で囲われていないため、各企業が空間をうまく利用し、商品を演出しているのが印象的でした。そうした演出のうまさもアメリカ人のセンスの良さを感じます。乱雑に置いているようで、上手に商品を見せている。そんなブース作りの勉強にもなります。

視察、出展にご興味のある方は、mail@gm-group2.net 新美までご連絡ください

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