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REGISTRATION. 10 FASHIONABLE OPPORTUNITIESという文章が目に飛び込んでくる。つまり、「一つの登録で10のファションの機会に出会えます」というアピールである。後ほど、触れるが合計10のセクションに分類される超大型の展示会である。
MAGIC(マジック)とは“Men’s Apparel Guild in California”の頭文字で、本来はメンズアパレルの展示会としてスタート。その後レディース、キッズカテゴリーが追加され、北米で最大規模の素材の展示会Sourcing
at MAGICが同時開催されるようになった。時代の流れと共に、アクセサリーやランジェリー、スイムウェアにストリートウェア等のカテゴリーも加わり、ファッションの展示会として80年の歴史を刻む栄えある展示会へと変貌・進化を遂げてきた。
MAGIC(マジック)はその規模の大きさと多彩なバリエーションから、メンズ、ウィメンズなどジャンル別に多数の独立した展示会にセクション分けされている。
今回の展示会では、以下の構成。
(1) 女性用アパレルやアクセサリーの「WWDMAGIC」
(2) 北米最大のフットウエアを総合的に扱う「FN
PLATFORM」
(3) 生地・副資材を扱う「SOURCING
at MAGIC」
(4) メンズ・レディース向けデザイナーズコレクションやプレミアコンテンポラリー
ファッションを扱う「PROJECT」
(5) 若者文化に焦点を当てたスケート&ストリートファッションを扱う
「PROJECT
MVMNT」
(6) ハイエンドのコンテンポラリーなマーケットを扱う「TENTS
@ PROJECT」
(7) 2001年から独立した展示会としてブティック用市場やリテーラー向けの
「POOLTRADESHOW」
(8) MAGICの80年の歴史そのものであるメンズ商品を扱う「MAGIC
Men’s」
(9) フットウエアや生地など手頃なファーストファッションアイテムを扱う
「WSA @
MAGIC」
(10) コンテンポラリー、デニム、プログレッシブなコレクションを扱う
「ENKVEGAS
WOMENS」
さて、MAGIC(マジック)の更なる詳細については、引き続き個々にレポートしたい。MAGICに出展を果たし米国の新規市場開拓に日々奮闘している日本企業の様子も皆様に知っていただきたいと思う。今後、アメリカ進出を目指す日本企業の皆様にとっては、「今日のコンペチター、明日は戦友」だからである。
話しは全く変わるが何十年も前に最初にラスベガスに着いて、空港内にスロットマシーンやその他ゲーミング用機械が所狭しと設置されているのにビックリ。さすが、ギャンブルの町と何度も頷いたものであった。
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