NY NOW(ニューヨーク・ナウ)視察レポート(3) - 4つのコレクション-


NY NOWは4つのコレクションで新たなマーケットが構成されている。 


(1) NY NOW HOME ニューヨーク ナウ ホーム
出展者数は1200。会場はレベル3。イノベーションをテーマに以下の3つがテーマセクションを構成。テーブルトップ&グルメ・ハウスウエア、家具・インテリア&テキスタイル、Accent on Designと呼ばれるデザインを意識したアイテム。

(2) NY NOW LIFESTYLE ニューヨーク ナウ ライフスタイル
出展者数は1100。会場はレベル1。主催者の言葉を借りれば、「流行を創り出す商品の一大絵巻」がここのコレクション。見所が沢山、買い所も沢山ということである。ギフト用品、ベビー&子供用品、パーソナルケア&健康関連、アクセサリー用品から構成。

(3) NY NOW HANDMADE ニューヨーク ナウ ハンドメイド
出展者数は500HANDMADEグローバルデザインはJavits Centerのギャラリア・レベル4、HANDMADEデザインメーカーはJavits北が会場となった。事前審査にパスした職人技によるアイテムの結集がここのセクションの特色。テーブルトップ、セラミック製品、テキスタイル、室内装飾品、宝石、アパレル製品など。


(4) NY NOW NEW!! ニューヨークナウ ニュー!!
出展者数は250。会場はPier 94。ニューヨークマーケットへの初挑戦を果たす登竜門がいわばNY NOW NEW!!である。30社以上の職人による宝石のショーケースが今回披露された。

全体を駆け足で見て行きたい。
(1) NY NOW HOME ニューヨーク ナウ ホーム
このセクションは出展者数が1200社とNY NOWの中では最大を誇る。ホームファッション関連の商品が一堂に集まっていてビジネスチャンスの宝庫でもある。会場の外のスペースでもMade in USA製品のコーナーが置かれ多くの来場者が興味津々であったが、どうも、"Made in the United States of America" のバリュー価値を見直しその価値を拡張増幅させようとする動きが鮮明である。






日本からは内野株式会社が出展されていた。クイックドライタオルなどバスアイテムを展示されていた。シンプルでスッキリしたブース内の商品展示であった。

(2) NY NOW LIFESTYLE ニューヨーク ナウ ライフスタイル
ライフスタイル関連の商材を扱う企業が1100社。アイデア商品の宝船に乗り込んだ気持ちになってしまう。流行を創り出す商品やそのヒントが満載されている展示コーナーである。ビジネス目的だけでなく、物見遊山で見るだけでも飽きがこない。赤ちゃんグッヅやペットの猫用のお遊びグッヅなど、「猫の気持ち」になった商品アイテムにも思わず目を奪われた。4つのセクションの中では、筆者の個人的感想ではここのセクションが一番楽しかった。








(3) NY NOW HANDMADE ニューヨーク ナウ ハンドメイド
ここのブースの設え、雰囲気はなんとなくホッとさせてくれる。上等な夜店を徘徊している気分になってしまう。出向いたとき初日のまだ人が疎らな時間帯であったときだけにそう感じたのかもしれないが。ハンドメイドというだけあって、モノづくりにこだわる作り手達がブースに立ち、来場者に熱心に自社商品を説明する姿が印象的であった。
出展者数が500社ということで集中して見て回れる数ではある。





(4) NY NOW NEW!! ニューヨークナウ ニュー!!


Pier 94では日本ブースも何社か出展をしていた。3社ほど目に留まった。最初の二つはアクセサリー。直ぐ下の写真の方は、日本人男性で何年かNYに住み自身でデザイン・販売をしているとのことであった。ケースの中に納められているのは、日本人女性によるデザイン。今治タオルはどの展示会に行っても出展者と出くわす。いっとき、一世風靡をして好評を博し、今は少しその景気も落ち着き次なる挑戦の段階に入っていると聞いた。




Made in USAの製品で興味を引いたのは次の2点である。先ずは飲料ボトルを使った時計。「実際のボトルとラベルを使っていますよ」、とのことであった。
同じ1000円を出して置き時計を買うのであれば、こういったユニークな素材と思いがけない発想を活かした時計も興味深い。


次は多少度肝を抜かれた商品。いきなりブースの女性がスカートを捲り上げたかと思いきや、右足大腿部に巻いてあるのはハンズフリーのいわば貴重品入れ。パーティや踊っているときに携帯や現金、クレジットカードなどを密かにハンズフリーで保管できるとあって、日本を除く海外からは引き合いが多いとのこと。この女性はこの商品の開発者で「ドンドン日本にも紹介してね!」とのことであった。




とにかく、アメリカの展示会は出展しても善し、視察しても善し、正にビジネスの正門である。



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