展示会出展には、沢山の準備が必要となります。
初めての出展のときは、マニュアルを見ながら抜け漏れが無いようチェックしよう!と気合いを入れていても、1ヶ月前にならなくてはマニュアルが公開されません。
日本の方から、「1ヶ月前にマニュアルが出るのでは、間に合いません!」という苦情も多々ありますが、これはどうしても避けられないことです。
なので、本日は、必ず準備するべきものをご紹介していきます。
ブース番号やバッジの登録は、マニュアルが公開されるのと同時に発表されます。なので、これは、それまで保留です。
それ以外に準備することは、
1)ブース
施工:
申し込みをする際、2種類のブースから選ぶ必要があります。
1つめは、Raw Spaceといって、スペースのみのブースです。
2つめは、Package boothといって、カーペットや照明、ラック、棚など、一通り必要なものが備えられているブースです。
Packageブースの場合、ブースデザインを気にすることはありませんが、Raw spaceの場合、デザインから施工まで、業者に依頼する必要があります。デザインが出来上がっている場合は、施工のみの依頼となります。
弊社では、とても信頼のある日系の施工業者にいつも依頼しているので、納期はもちろん、とても丁寧に仕上げて頂いています。
施工費用は、日本の倍以上です。理由としては、アメリカの展示会はユニオンという、展示会専門の業者が入っています。ここを通さなくては、搬入もさせてくれません。そして、とても行動が遅く、賃金はとてつもなく高いです。しかし、何が何でも使わなくてはいけないので、施工費用の半分以上は、このユニオンへの支払いとなります。もちろん、日本の企業の方は信じられず、ディスカウントを求めてきますが、こればかりは不可能です。
備品:
Packageブースをオーダーされた場合、ほとんど備品(照明、ラック、椅子、机など)は付いてきますが、他に必要なものがある場合は、追加で支払うことによりいくらでもレンタル出来ます。
Raw spaceの場合、このような備品はついて来ないので全てオーダーする必要があります。カーペットから、コンセント、ゴミ箱など必要なもの全てです(*展示会により、Raw spaceでも、カーペットやコンセントが付いてくるところもありますので、申し込みの際ご確認ください)。
2)支払い方法
申し込み書を提出したら、支払いが必要になります。支払い方法は、クレジットカード、チェック(アメリカの小切手)、電子送金の3種類から選べます。日本の企業様は、クレジットカードか電子送金で送金するケースが多いですが、アメリカ法人を立ち上げた場合、銀行口座を開いておけば、チェックでも可能となります。
3)マーケティングツール
カタログ:
英語版を作成。
価格リスト:
価格のみが記載されたシートです。まず、ドル価格の設定を行います。価格は2種類あり、卸価格(Wholesale price)とMSRP(希望小売価格)です。卸価格を出すときは、日本からアメリカの送料、関税なども考慮して考えます。MSRPは通常、卸値の2倍となっています。
リードシート:
これは、お客様の情報を記載するための用紙です。ブースに足を運んでくれたけど、特に何もオーダーしなかったお客様の情報を得ることにより、展示会後、フォローアップ出来ます。何の商品に興味を持っていたか、どのような業態かなどを記載します。この時、名刺を貰うことも忘れないようにしてください。手書きでEメールを書いても、後で読めないなんてことが無いようにしましょう。
DM:
ダイレクトメールです。少し前までは、手紙やポストカードでDMを見込み先に送っていましたが、最近はほとんどのブランドがEメールで送ります。Eメールに画像を埋め込み、配信します。コストカットにもなり、とても便利で見易いです。DMのポイントは、どれだけ魅力的に作れるかです!
ウェブサイト:
お試しで出展されるお客様にはあまりお薦めしていませんが、長期進出計画を立てているお客様にはとても重要なツールとなります。日本のウェブを使用するお客様も居ますが、アメリカ人にとって見やすいレイアウトや、フォントなどがあるので、弊社ではアメリカ人のデザイナーをご紹介して、www.xxxxxx.comのドメインを取得するよう薦めています。アメリカでは、.comが基本となりますので、お客様が探しやすいドメイン作りが大切です。
名刺:
アメリカと日本では、名刺のサイズが違います。日本のほうが少し大きいので、アメリカの名刺入れに入りません。そのため、バッグのどこかに閉まって無くなってしまうというケースが多いです。なので、名刺はアメリカサイズをお薦めします。
今日は、準備編1ということで、申し込み~マニュアルが公開される前までの準備項目をご紹介しました。次回は、マニュアルが公開されてからの準備編をご紹介します☆
初めての出展のときは、マニュアルを見ながら抜け漏れが無いようチェックしよう!と気合いを入れていても、1ヶ月前にならなくてはマニュアルが公開されません。
日本の方から、「1ヶ月前にマニュアルが出るのでは、間に合いません!」という苦情も多々ありますが、これはどうしても避けられないことです。
なので、本日は、必ず準備するべきものをご紹介していきます。
ブース番号やバッジの登録は、マニュアルが公開されるのと同時に発表されます。なので、これは、それまで保留です。
それ以外に準備することは、
1)ブース
施工:
申し込みをする際、2種類のブースから選ぶ必要があります。
1つめは、Raw Spaceといって、スペースのみのブースです。
2つめは、Package boothといって、カーペットや照明、ラック、棚など、一通り必要なものが備えられているブースです。
Packageブースの場合、ブースデザインを気にすることはありませんが、Raw spaceの場合、デザインから施工まで、業者に依頼する必要があります。デザインが出来上がっている場合は、施工のみの依頼となります。
弊社では、とても信頼のある日系の施工業者にいつも依頼しているので、納期はもちろん、とても丁寧に仕上げて頂いています。
施工費用は、日本の倍以上です。理由としては、アメリカの展示会はユニオンという、展示会専門の業者が入っています。ここを通さなくては、搬入もさせてくれません。そして、とても行動が遅く、賃金はとてつもなく高いです。しかし、何が何でも使わなくてはいけないので、施工費用の半分以上は、このユニオンへの支払いとなります。もちろん、日本の企業の方は信じられず、ディスカウントを求めてきますが、こればかりは不可能です。
備品:
Packageブースをオーダーされた場合、ほとんど備品(照明、ラック、椅子、机など)は付いてきますが、他に必要なものがある場合は、追加で支払うことによりいくらでもレンタル出来ます。
Raw spaceの場合、このような備品はついて来ないので全てオーダーする必要があります。カーペットから、コンセント、ゴミ箱など必要なもの全てです(*展示会により、Raw spaceでも、カーペットやコンセントが付いてくるところもありますので、申し込みの際ご確認ください)。
2)支払い方法
申し込み書を提出したら、支払いが必要になります。支払い方法は、クレジットカード、チェック(アメリカの小切手)、電子送金の3種類から選べます。日本の企業様は、クレジットカードか電子送金で送金するケースが多いですが、アメリカ法人を立ち上げた場合、銀行口座を開いておけば、チェックでも可能となります。
3)マーケティングツール
カタログ:
英語版を作成。
価格リスト:
価格のみが記載されたシートです。まず、ドル価格の設定を行います。価格は2種類あり、卸価格(Wholesale price)とMSRP(希望小売価格)です。卸価格を出すときは、日本からアメリカの送料、関税なども考慮して考えます。MSRPは通常、卸値の2倍となっています。
リードシート:
これは、お客様の情報を記載するための用紙です。ブースに足を運んでくれたけど、特に何もオーダーしなかったお客様の情報を得ることにより、展示会後、フォローアップ出来ます。何の商品に興味を持っていたか、どのような業態かなどを記載します。この時、名刺を貰うことも忘れないようにしてください。手書きでEメールを書いても、後で読めないなんてことが無いようにしましょう。
DM:
ダイレクトメールです。少し前までは、手紙やポストカードでDMを見込み先に送っていましたが、最近はほとんどのブランドがEメールで送ります。Eメールに画像を埋め込み、配信します。コストカットにもなり、とても便利で見易いです。DMのポイントは、どれだけ魅力的に作れるかです!
ウェブサイト:
お試しで出展されるお客様にはあまりお薦めしていませんが、長期進出計画を立てているお客様にはとても重要なツールとなります。日本のウェブを使用するお客様も居ますが、アメリカ人にとって見やすいレイアウトや、フォントなどがあるので、弊社ではアメリカ人のデザイナーをご紹介して、www.xxxxxx.comのドメインを取得するよう薦めています。アメリカでは、.comが基本となりますので、お客様が探しやすいドメイン作りが大切です。
名刺:
アメリカと日本では、名刺のサイズが違います。日本のほうが少し大きいので、アメリカの名刺入れに入りません。そのため、バッグのどこかに閉まって無くなってしまうというケースが多いです。なので、名刺はアメリカサイズをお薦めします。
今日は、準備編1ということで、申し込み~マニュアルが公開される前までの準備項目をご紹介しました。次回は、マニュアルが公開されてからの準備編をご紹介します☆
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