2014年8月17日~19日まで、Las Vegas Convention CenterMandalay Bay Convention Center で、MAGIC MARKETWEEKが開催されました。MAGICは、年々巨大化しています。


例年通り、各会場には、アメリカ全土、世界からのバイヤーで賑わっていました。今回は、IFF(繊研新聞)が、日本のブランドを8社連れて来られており、WWD MAGICの会場では、JAPANセクションが設置されていました。(出展者の方のインタビューは後日紹介させていただきます。)



MAGICは、会場が巨大化しているために、バイヤーが買い付けを効率よくできるように、商品カテゴリー、対象、価格帯によって、セクションわけされています。各セクションをここで、ご紹介いたします。 
WWD MAGIC

 
MAGICの会場面積で一番大きなセクションが、WWD MAGICです。WWD MAGICは、WOMENでティーンから、中年層までが対象で、価格は比較的安い商品に絞られています。WWD MAGICのセクションのサブセクションとして、アクセサリー、水着、プレミアムブランド、ヤングコンテンポラリー、ホワイト(価格が若干高い商品のセクション)となっています。

下記は、プレミアムセクションです。



下記は、価格帯が少し高いミセス向けの商品が展示されているWHITEのセクションです。
 

ホワイトのセクションには、若手デザイナーを支援する EMERGIG DESIGNER SHOWCASEというセクションが設置されており、審査に通った若手デザイナーは、無料で、出展が可能です。 

ホワイトのセクションでは、毎日、ファッションショーも開催されています。 
 
 
WSAMAGIC



このセクションは、価格帯の安い靴のセクションです。MAGICには、WSAPLATFORMという二つのセクションがあります。
PLATFORMも靴のセクションで、WSAより高い価格帯の靴が展示されています。1000社以上の靴のブランドが展示されています。


SOURCING @ MAGICは、OEMと素材のセクション。1200社以上の企業が出展しており、そのうち85%が中国企業。後にも紹介するが、アメリカのブランドは、今までと違ったものを求めており、前回からMADE IN USAのコーナーが設置されており、今回は前回の二倍のUS企業が出展していた。MADE IN JAPANコーナーの設置を現在検討中。 

 
 


POOLMVMNTは、MANDALAY BAY CONVENTION CENTER の二階で開催されている。POOLは、新ブランドが多く、会場での即売が唯一可能なセクション。MVMTは、ストリート及びラップ系のブランドが多い。この二つの会場は若干雰囲気が違う。 
 
PROJETMAGIC MENS ENK LAS VEGAS TENTも、同じくMANDALAY BAY CONVENTION CENTERで開催されています。 

PROJECTは、デニム中心のメンズ及びユニセックス、MAGIC MENSはクラシックのメンズウエアー、TENTは、PROJECTの社長TOMMY氏がセレクトしたメンズウエアー、ENKは、価格高いが高いレディスのセクションとなっています。

SHOP THE FLOORというシステムをMAGICが提供しており、出展者は自分の商品をこのシステムに登録することができ、バイヤーは検索できるようになっているシステム。まだ新しいシステムなので、出展者もバイヤーも使いこなしていなようだが、今後、更に使いやすくなり重宝されるシステムになると思われます。
 
 

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