全米最大のアパレルの展示会MAGIC　２０１６夏　展示会レポート

全米最大のアパレルの展示会MAGICが、２０１７年８月１４日～１７日にラスベガスで開催されました。

今回の特徴は三つ。アメリカのアパレルショップが、ライフスタイルショップに変わって来ていることも影響しているのか、雑貨がかなり目につきました。また、以前にはなかった、スケートボードのブースなどもありました。業界関係者に聞くと、ショップが、ライフスタイルショップになってきているのも一因だが、洋服が売れなくなってきているので、メーカーが他の物を作り出したというのも一因だとか。

二つ目の特徴は、スポーツ系、ヨガ系、部屋着のブランドが、急増していることと、各ブランドも、この３つのカテゴリーを増やしてきているということです。今のアメリカのトレンドです。

三つめの特徴は、日本人バイヤーが、激減したことです。前回も減少したと感じましたが、今回は特に減少したことを感じました。為替が、１２５円になった頃から、アメリカからの商品を輸入販売していた企業の多くが、事業を閉鎖されるか、別事業に移行されたために、輸入業者が激減したためだとのこと。為替が、１０５円ぐらいで現在は落ちつていますが、輸入業者は戻ってきていません。

これが、今回のMAGICの大きな三つの特徴でした。

各会場の模様です。