CES 2017レポート2

 CES展示会は2017年で50年目を迎えました。
1967年から開催されており、今年で50年目となります。
CESの展示会を主催及び運営しているのは、CTA(Consumer Technology Association)と呼ばれる米国民生技術協会です。

 CESは多数の民生機器テクノロジー産業界の関係者が参加する世界最大規模のイベントです。
50年に渡って、革新な考えを持つ人々や、革新的テクノロジーのための市場投入の可能性を探る場として機能してきました。

 次世代の革新技術が市場に導入される可能性を見極めるためのグローバルな舞台となっております。

 5万人のプロフェッショナルが集まりますので、展示会にて発表することで、単一的な高度な技術であっても、他の技術と融合することで、競争力のある製品へと生まれ変わることが出来る場でもあります。

 150ヶ国からプロフェッショナルが集まる場となっておりますので、CESへの出展は世界各国のプロフェッショナルに触れ競争力のある製品へと変える可能性がある場でもあります。

 逆に世界中から情報が集まる場で、情報を掴まずに自社製品に変化がないままでは、急激に変化しているグローバル市場で生き残れない可能性もあります。

 ドローンの展示会領域では、昨年と比較してドローン市場も飽和しつつあり一見あまり変化が無いように見えますが、形状や姿勢制御など細かな部分の技術進化しています。
 各種事業でランニングコストを下げるため長期使用できるように耐久性や、ある部分が壊れても使用し続けるような冗長性、あるシステムが壊れても安全側に働くようなフェールセーフ機能など、実用化へ向けてのアピールが様々されております。

 2016年米国ドローン市場は2014年と比較しまして、400%増加しており、まだまだ伸びる市場と思われ、業務用などの実用化へ向けて技術革新されてきた段階でもあります。

 業務用実用化への段階で各種規制が出来始める段階ともいえます。

 CESを主催運営している米国民生技術協会(CTA)は、米国ドローン市場の成長を支えるために、州および自治体に対して、連邦法と矛盾する規制や規則を作成しないように促しております。

 ドローンの2017年展示場所は、South Hall 2となっております。


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