Natural Products Expo West 2017(ナチュラル・プロダクツ・エキスポ)レポート その2

今年のNatural Products Expo West 2017(ナチュラル・プロダクツ・エキスポ)には、日本の都道府県3県が合同ブースを出されており、6社が出展されていました。会場では、茶道のデモをされており、若干の違和感がありましたが、日本茶をプロモーションされていました。



 緑茶の輸出高は、115億円で、2010年度の3倍にもなっているとのこと。そのうち、健康志向の高いアメリカが50%前後、今回も出展されていた伊藤園さんによると、抹茶関連商品の伸びが著しく、前年度比の2倍にもなっているそうです。微糖の緑茶が好まれていたが、現在では、「おーいお茶(無糖)」のペットボトルも伸びてきているとのことでした。

 例年同様、JETROブースもあり、皆さん、一生懸命プロモーションをされていましたが、商流を確立される前の出展では、なかなか商談まで行かないのが現実。実際に、商流も確立して、準備万端で、ご出展をなぜされないのか?いつも疑問に思います。



 日本食は、確かにブームで、好きなフードとして、アメリカ人の11%が、日本食が一番好きというアンケートがあるそうですが、まだまだ、自宅で、料理されるようになるのは、時間がかかると思います。お豆腐も、アメリカでは、冷ややっこや、お味噌汁の具ではなく、完全に、朝のチョコレート、フルーツシェイク用として愛されています。お茶、豆腐に続く、ナチュラル系日本食材は、以外と昆布系かもしれません。

 オタフクソースさんも、毎年出展されているとか。アメリカでの成功は、全てアメリカ人の好むラベルにするかだと力説されておられました。進出されて既に20年とのこと。オタフクソースの甘さは、使い方によっては、アメリカ人受けするように思いますが・・・アメリカでのスーパーの棚を取るのは難しいようです。


 最近、アメリカのスーパーでもよく見るようになったヤクルトさんのブースです。


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