HACCP


 HACCPは、Hazard Analysis Critical Control Point の略称です。食品関連のビジネスには、安全な食べ物を提供するように法律で課されています。食品の安全性をマネージメントするシステムがHACCPです。

 HACCPには7つ原則があります。まずは、hazard analysisの危害の要因の分析、次に、重要管理点(CPP)の決定、管理基準の設定、モニタリング方法の設定、改善措置の設定、検証方法の設定、記録と保存方法の設定です。以上の7つが、HACCPに必要な原則です。これら7つの項目以下に、対応するべきことが細かく記載されています。

 例えば1番の「危害の要因」の分析であれば、「専門的な知識を持ち、工程ごとに分析、そして、それらがどれほどのリスクがあるのかを判定しなくてはいけない。」といった形で、HACCPに規定されています。

 アメリカでは食中毒患者数が多いと言われているので、特にこのシステムが必要不可欠なものなのかもしれません。HACCPに加入している事で、その食品の安全が担保され取引先信頼を得る事ができます。健康に気を使うアメリカ人が多く、安全であるということが食品ビジネスを行う上では非常に大切です。

 HACCPは1960年代にアメリカで生まれました。元々は、宇宙食等の安全性を確保するために作られたシステムです。その後、日常で私たちが口にするものもHACCPの義務化の対象になっていったそうです。現在はアメリカ以外の国でも取り組みが進んでおり、日本でも取り入れている所があるそうです。

 このHACCPですが、ある展示会でクラスが開かれるそうです。それはProcess Expoという飲食産業の最新技術等を展示する展示会です。こちらの展示かですが、9月19日〜9月22日まで開催されており、そのうちの20日、21日にクラスが開かれます。時間は、午前7:30〜午後3:30で、このコースに参加される方は全員Process Expoにも参加できます。ちなみにProcess Expoは5時までです。このHACCPプログラムに参加される場合は、6月19日までに予約すれば、$699、それ以降であれば、$799になります。

Process Expo(プロセス・エキスポ)
2017年9月19日〜2017年9月22日
McCormick Place (シカゴ IL)
総出展者数:300社
来場者数: 1200人
出品物 食品、飲み物、調理器具、その他関連用品

ご視察、ご出展にご興味のある方は、info@mcrossintl.com までご連絡ください。

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