「 IoT」という言葉、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。Googleトレンドにて「IoT」の検索数をみてみると、2015年1月前後から、右肩上がりで上昇していきました。2015年1月といえば、コンシューマエレクトロニクスショーで、家電・自動車分野などでIoT商品が多く登場した時でもあります。
出典.Google トレンド |
このコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)は、ハイテク技術を取り扱うアメリカ最大級の展示会です。2017年展示会では、Fortune(フォーチュン)トップ100企業のうち、87社が参加しました。出展4,000社は、158の国と地域からあつまり、アメリカ国外からの参加者だけで58,000人もいるというインターナショナルな展示会です。日本においても、各種メディアに取り上げられています。
もともと家電など、電気を用いた技術・商品に関する展示会でしたが、2011年にフォード社がCESにて新車の発表をしたことから、最新のモーターショーの場にもなりました。トヨタの2030年の自動車をイメージした「Toyota Concept-i」 もここで紹介されました。
自動車の新コンセプトお披露目の場ともなっている |
これは、家電の魅力がなくなったというよりも、家電と、自動車やその他のハイテク機器との境目がなくなってきているからだと思われます。コンシューマ・エレクトロニクス・ショーのなかでは家電と自動車のほかにも、通信回線5G技術、AI(人工知能)、ファッション、ヘルスケア、スポーツなど、合計26のカテゴリーにおいて、最新技術が登場しています。パソコンやスマートフォンが手軽になり、スポーツや健康分野と連携している今、カテゴリーの幅は今後さらに広がっていくかと思われます。
AIと街を結び透けるスマートシティの展示がある |
AIなどを用いた新商品も数々登場する |
Consumer Electronics Show 2018(CES国際家電ショー)概要
場所:Las Vegas Convention Center ラスベガス、ネバダ州
期間:2018年1月9日―12日
出展企業:4,000社
メディア参加者:7,000人
参加者:180,000人 (内、海外参加者58,000人)
参加国:158の国と地域
コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)にご出展、ご視察にご興味がおありの方は、お気軽に、info@mcrossintl.com までお問合せください。
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