Western Veterinary Conference 2018（ウェスターン・ベテリナリー・カンファレンス）

　アメリカの獣医関連の展示会では最大の、Western Veterinary Conference 2018（ウェスターン・ベテリナリー・カンファレンス）が、ラスベガスで開催されました。２０１７年度には、全米展開されているCORPORATE CLINICと呼ばれる、VCAとBANFIELDが、MARSに買収されたこともあり、業界は大きく変わりました。そのために、非常に注目されたCONFERENCEとなりました。

VCAが、巨大ブースを持ち、獣医やテクニシャンのリクルーティング及び、個人経営のアニマルクリニックへ営業をかけている一方、BANFIELDは、存在を示すだけの小さなブースで、何の宣伝もしていませんでした。

これらのクリニックを買収したMARSの傘下には、ペットフードの会社が何社もあります。その競合は、HILLSです。HILLSは処方食では、生き残りをかけて戦う必要があります。

HILLSの犬もがんばっていいます！

HILLSは、巨大なブースを持ち、上記のようなオンデマンドの商品説明や、セミナー形式の商品説明をブース内で行っていました。

犬猫も、人間同様、医療の発達により、高年齢化しています。そのために、股関節障害、内臓疾患、糖尿病、目、歯の老朽による障害、そして、肥満が大きな問題になっています。予防医学、自然治癒治療なども、一般化してきています。

ペットのリハビリシステム

針治療のブース

歯のメンテナンス、歯垢を取るトリートもアニマルクリニックで販売されています。

移動式のアニマルクリニックも、数年前から市場参入しています。今後、自動運転化が進み、ペットの高齢化、飼い主の高齢化が進むと予想されますので、移動式のアニマルクリニックの重要は増えると予想されています。

Western Veterinary Conference 2019（ウェスターン・ベテリナリー・カンファレンス）にご出展、ご参加にご興味がおありの方は、お気軽に、info@mcrossintl.comまでお問合せください。