Japanese Food & Restaurant Expo(ジャパニーズ・フード&レストラン・エキスポ)

Japanese Food & Restaurant Expoが、2018年9月22日、カリフォルニア州パサデナで行われます。
日本食及び日本のレストランに特化した珍しい展示会で、毎年カリフォルニアとニューヨークで開催されております。
下記は会場の様子になります。(写真はMutual Trading Co., Inc.様のFacebookページより拝借しております)



アメリカで日本食を流通させるためには、現状、特定の貿易会社を通す必要があり、なおかつ非常に強い販売・流通ネットワークとのつながりが求められます。「とりあえず」と展示会に出展しても成果を得ることが非常に難しいフィールドとなっております。
その点こちらの展示会の主催、ミューチャルトレーディング社は、創業90周年以上の歴史を持つ米国でも有数の日本食材卸会社であり、東京共同貿易のグループ会社です。他の展示会よりも日本企業がつながりを作るチャンスは多いように感じます。

■パッケージ変更の必要性

アメリカで日本の食品を流通させる際は、パッケージ変更が必須になります。
このブログの過去の記事でも取り上げておりますが…
こちらの写真は某社さんが展示会に出展された際の写真。準備期間が短かったと予想されますが、日本語丸出しのパッケージがプラスに働くのは台湾香港等のアジアマーケットのみで、アメリカではこのようなパッケージは受け入れられません。
日本のスーパーに、アラビア文字が書いてあるものが陳列されていても、多くの人は「なんだこれは?」という反応になるでしょう。それとまったく同じことで、文字やフォントから想起されるイメージは、国や言語圏によって全然別モノなのです。

アメリカマーケットで成功している味噌。MCICスタッフも度々お世話になっております、ミソマスター。
日本人が見ても正直「なんじゃこりゃ?」なパッケージですし、そもそも中に入っているのが味噌なのか何なのかすらわからないと思います。
でも現実として、これが売れているのです。
食品だけに限った話ではありませんが、アメリカ国内流通を狙う場合は、必ずパッケージ変更の必要がございます。


MCICではJapanese Food & Restaurant Expoへの出展サポートはもちろん、視察ツアーも企画いたします。
有名スーパーから現地民御用達のスーパー等の視察、関係者へのヒアリング等、ご要望に応じて柔軟なご提案をさせていただきます。
ご出展、ご視察にご興味がおありの方は、info@mcrossintl.comまでお問合せください。

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