National Hardware Show 2018(ナショナル・ハードウエア・ショー

全米最大の、ハードウエアの展示会、National Hardware Show 2018(ナショナル・ハードウエア・ショー) が、2018年5月8日~10日まで開催されました。出展社は、2800社(うち500社が初出展、110社による、インベンター商品)が、15のカテゴリーに分けられた会場に出展しておりました。




 毎年ご出展されている企業の方によると、通常よりバイヤーが少ないような気がするとのことでした。この展示会も、他の展示会同様、バイヤー数が減少しているようです。会場のセミナーでは「既存顧客が、オンラインでの購入に移行しないようにするには、何をすれば良いか?」「5年後のハードウエアストアーは?」と、小売店離れをどのようにするかということが、話し合われていました。どの業界も悩みは同じようです。今後は、小売店、オンラインを統合した「オムニチャンネル」を整えるしか、生き残りはないように思います。


 また、この業界は、大手が、買収(M&A)を繰り返して、市場をコントロールしている業界です。会場、至るところに、このイエローの看板(ダブルネーム)がありました。



 一番賑わっていたのは、INVENTOR SPOTLIGHT(インベンター・スポットライト)のセクションです。このセクションには、110社が出展しており、色々な新しい商品を展示しておりました。


 会場で、何社かとお話ししましたし、ブースの会話も聞いておりましたが、大手小売店や投資家が、新し商品を見つけようとしているようで、大手のバイヤーや、投資家と実際にお話しされているところが、非常に多かったです。下記も、そのうちの数社です。



 昨日のラスベガスは、40度ありました。そのために、屋外の展示会場は、地獄の暑さでした。その屋外で、特殊ストローを販売している(ストローの中に、フレーバーが入っており、普通の水が、おいしい飲みもになるというもの)が、喉が渇いた人で、大人気。唯一、高温のよる効果を出していたブースかもしれません。


 30分、屋外にいるのが厳しいので、バイヤーの数もまばらでした。通常、この時期は、これほど温度があがることがないので、予想外の天候だったと思います。日陰に入らないと、息ができないような高温と乾燥でした。


 この展示会にも、SOURCING(ソーシング)のセクションがあり、中国勢が大部分を占めております。


 各会場の模様です。

メイン会場


 衰退する小売店の中で、ハードウエアは、生き残るであろうと予想されておりましたが、この業界も今後は、厳しい局面を迎えるのではないかと、感じされられるような今年の展示会場でした。

 来年度の、National Hardware Show 2019(ナショナル・ハードウエア・ショー)も、5月にラスベガスで開催されます。National Hardware Show 2018(ナショナル・ハードウエア・ショー)に、ご出展、ご視察にご興味がおありの方は、お気軽に、info@mcrossintl.comまでご連絡ください。

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