まもなくSuper Zoo!ペット業界トレンドの行方は?

Super Zooの時期がやってまいりました!
今年のSuper Zooは6月26~28日、ラスベガスで開催です。


世界最大のペット系の展示会ですので、どのようなトレンドが見られるのか非常にわくわくします。
3月のGlobal Pet Expoでは(過去の記事はこちら)とにかく「人間と同じランクのもの」が目立つ傾向にありました。
傾向を分類しますと、下記のようになると思います。

1.人間と同じ食べ物
・ヒューマングレード、という人間の食べ物と同じランクの材料使用
・グルテンフリー等、健康にこだわる意識
・粗悪な材料を使わず、主に肉の品質にこだわったフード
・魔法の言葉「オーガニック」
・ドッグベーカリー

2.人間と同じサービス
・老犬向けのサービス、介護
・ペットホテル、ペットタクシー
・一緒に旅行に行ける環境作り
・ペット用スパ、美容サービス

3.人間と同じグッズ
・人間用おもちゃメーカーの作った犬用おもちゃ
・おそろいのアクセサリー、洋服、家具
・ウェアラブルデバイスで健康をモニタリング
・IOT系見守りグッズ

このままの傾向で進化しているか、はたまた、全く新しいトレンドが発生しているか、Super Zooで見極めたいと思います。

個人的に注目しているのはIOT系ウェアラブルデバイス。

※IOT首輪の一例、Waggit

ペット業界は長い間IT系の整備と無縁といいますか、どちらかというとアナログな業界だったように感じます。里親募集サイトや迷い犬のサイト等のwebサービスは割と前からあった印象ですが、IT系のペット関連製品は大病院のカルテシステムなどの医療系に偏っており、飼い主側が使用するアプリ・デバイスはなかなかなかったのではないでしょうか。
そんな中、ここ数年で少しずつ盛り上がってきているのが犬用のウェアラブルデバイス。
技術的な問題でまだ大型犬用の大きなサイズしかなく、小型犬や猫への対応はまだまだのようなのですが、例えば上記Waggitは、
・運動の履歴をトラッキング
・心拍数の常時測定
・体勢を記録し、不自然な姿勢が続けばアラート
・睡眠時間測定
・GPSによる迷子防止
・カロリー消費測定によるダイエットサポート
・超音波発生(犬笛のようなもの)によるしつけ補助機能
・SNS機能
など様々な機能がてんこもりで、既存のペット業界にはなかったイノベーションになる可能性があるのでは…?と密かに期待しております。


今回のSuper Zooは我々MCICチームがアテンドするお客様も数組おり、比較的大所帯のチームでの参加になります。
可能な限り毎日、その日に見つけた面白いものを更新していく予定ですので是非チェックお願いします!

MCICでは来年3月のGlobal Pet Expo、及び来年6月のSuper Zooも参加予定です。
これら展示会への出展サポートはもちろん、視察ツアーも企画いたします。
市場視察、関係者へのヒアリング等、ご要望に応じて柔軟なご提案をさせていただきます。
ご出展、ご視察にご興味がおありの方は、info@mcrossintl.comまでお問合せください。

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