TEA EXPO 2018(ティー・エキスポ) レポート

2018年6月12日~14日まで、ラスベガス・コンベンションセンターにて、TEA EXPO 2018(ティー・エキスポ)が開催されました。世界各国から、280の出展社、3500名の、お茶の専門家が、TEA EXPO 2018(ティー・エキスポ)に集結いたしました。日本の伊藤園さんが、スポンサー企業となっておられました。


会場では、会期中に60ものセミナーも開催され、参加されていた方々は、熱心に勉強されておられました。ご出展されていた日本企業様より、「この会場に来られている来場者の方は、お茶の専門家を超越して、お茶宗教の信者と呼んでも過言でない」と言うコメントをいただいたほど、皆さま、お茶に魅了されている方々ばかりのような気がしました。



各ブースでは、お茶の試飲ができます。環境を考え、会場入り口では、このようなカップが配られており、プラスチック、ペーパーカップでの試飲でなく、マイカップでの試飲を推奨されていました。


今年は、アフリカ、ネパールのお茶メーカーの出展も目立ちましたが、緑茶ブームの影響もあり、中国、韓国、そして、日本企業の出展も非常に多かったです。各国の企業のブースです。



今年は、グリンティーの分野で、静岡のお茶メーカー、SUGIMOTO USAの、ほうじ茶が、賞を受賞されておられました。もちろん、お茶も大変おいしいのでしょうが、ブースのテーブルトップが、和のテイストで、非常におしゃれでした。


日本企業のブース風景です。





今年は、水出し茶が、各ブースでやたらに目立ちました。アメリカの一つのトレンドになっているようです。


お茶のグローバル市場は、毎年4%以上の上昇をしており、2016年の出荷高は、573万トンで、うちヨーロッパが18%、アメリカが7%を占めております。この市場は、更に伸びると予想されています。アメリカでは、コーヒーショップでの、TEAの占める割合も上昇しているようで、COFFEE EXPOにおいても、お茶関連出展社も増加傾向にあります。特に、緑茶の人気は高く、日本の緑茶は評価も高いです。日本のお茶メーカー様のアメリカでの市場展開は、非常に可能性があると感じました。

TEA EXPO2019は、来年度も6月に、ラスベガスで開催されます。ご出展ご視察にご興味がおありの方は、info@mcrossintl.comまで、お気軽にお問合せください。


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