MAGIC August 2018(マジック) in Las Vegas #2

 アパレルでは全米最大の展示会、MAGIC(マジック)が、2018年8月13日~15日まで、ラスベガスで開催されました。

 全世界的に、アパレル市場が低迷しており、会場も縮小され、バイヤーの数も減少していました。アパレル小売店が、近年、アパレルショップから、ライススタイルの変わってきており、バイヤーが求めるものも、アパレル以外である、ライフスタイル商品も取り扱い、ライフスタイルショップに変わってきいいることも影響し、WWD MAGICのセクションには、GLAMというセクションが追加され、化粧品や小物が展示されていました。



 SOURCINGのセクションにも、HOMEというセクションが設置されていました。小売市場の変化は、確実に展示会も変えています。


 また、SOURCINGのセクションでは、サステナブルとリサイクル、多品種少量現地生産のブースが増えていました。入口横の、メインセクションでは、全てがサステナブル、リサイクルブースで固められていました。




 アメリカ企業は、アメリカの大学と共同開発をした、全自動のカットソーと、印刷のオートメーションの機械を展示していました。この機械があえば、安い人件費は必要ありません。地元で、多品種少量生産を、低コストでできるわけです。




 業界は、CLOSING A THE LOOP  ON PRODUCTIONと、大量生産を辞めようと、訴えかけています。地球環境の保護も訴えています。現在、アメリカでは、低価格の中国産商品で市場がいっぱいです。現在、米中貿易問題が、取り上げられておりますので、その影響も強いかと思います。アパレル業界は、大きく政府の政策に影響される業界です。半年後、2月に開催されるMAGICが、どのようになっているか想像もつきません。



 一方で、ALIBABAが、OEMをオンラインで注文する新システムを紹介していました。終日、ファッションショーも開催されていました。一方で中国批判、一方では、中国工場のプロモーションと、非常に悩ましいMAGICの会場となっておりました。



 次のMAGICは、2019年2月7日~9日まで、ラスベガスで開催されます。MAGIC(マジック)へ、ご参加、ご出展に興味をお持ちの方は、info@mcrossintl.com まで、お気軽にお問合せくださいませ。

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