Fancy Food Show(ファンシーフードショー)は、Specialty Food Associationが主催の専門食料品の展示会で、冬(サンフランシスコ)と夏(ニューヨーク)の年2回開催されています。
今年の冬の展示会は、2019年1月13日から15日までサンフランシスコで開催されてました。
アメリカ企業で今回初めて出展された企業で、ピクルスジュースで出展している企業がありました。
ピクルスの漬け汁を、そのままパックに詰めてドリンクとして売っているそうです。
味はピクルスそのままの味で、日本人に馴染のあるマクドナルドのハンバーガーのピクルスの味そのままといったジュースでした。
ピクルスの漬け汁は、激しいスポーツや真夏のスポーツの後の水分補給や、スポーツの後の筋肉の痙攣を防ぐ効果があるそうです。そのため、この『GOOD PICKLE JUICE』はスポーツの後すぐにピクルスの漬け汁を飲めるようにした商品との事でした。
GOOD PICKLE JUICEホームページ
このようにアメリカに一般的に広がっていない、新しいスポーツドリンクとして発信するには、Fancy Food Show(ファンシーフードショー)が適しています。
そういった展示会ですので、国ごとの食材や食料品の発信の場としても有効です。国別合同ブースのエリアは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、メキシコ、ブラジル、ペルー、ヨルダン、中国、タイ、インドネシア、フィリピンなど多くの国が、その国独特の食材や食料品を発信してました。
エスニック料理(民族料理)は、アメリカで人気があります。そこで、まだアメリカに知られていない食料品や食材を、この展示会で発信してました。
特に、アメリカ市場のトレンドに上手く合わせていたのが、ペルーです。その国独自の食材を食文化の違うアメリカで全国展開するには、膨大な広告宣伝費と時間を要します。普通に美味しい程度では中々広がりません。
そこで、ペルーは『スーパーフード』として、ペルー独特の食材を発信してました。スーパーフードは、アメリカのアッパー層に人気です。味が美味しくなくてもスーパーフードとして発信すれば、アメリカに広がる可能性は高まります。
カリフォルニアにもペルー料理屋が数多くあり、味に馴染がありますが、それでもこの展示会では見た事が無い木の実やドリンクが展示されてました。通常なら通過しそうなブースでも、スーパーフードとして発信されているため、ついつい足を止めて試飲試食されている人が多かったです。
味は美味しいとは言えませんが、スーパーフードとして捉えると、日本人でも許容できる範囲かと感じました。天然のサプリといったイメージでしょうか。
このように工夫することで、アメリカ市場に認知され、広がり、じっくりと味に慣れてもらうことで、スペシャルな食材から一般的な食材へと段階を上げて行く戦略でしょう。
アメリカで一般的な食材となれば、超巨大マーケットが待っています。そのためには食文化の違いにより味の好みも違うアメリカで、味に慣れてもらう前の、先ずは『食べてもらう』という戦略は有効かと思います。
今年は、昨年に比べてベジタリアンやビーガンといった宣伝が減っているように感じました。そんな中でスーパーフード戦略を取っていたペルーは、アメリカ市場を研究しているのでしょう。
他の食品の展示会ではなく、自然食品のナチュラルプロダクトエキスポでもなく、このFancy Food Show(ファンシーフードショー)でペルー独自の食材を、スーパーフードとして発信しているところが戦略が明確で、来場者にコンセプトが的確に伝わっていると感じました。
日本の食材の中にも、スーパーフードの方がアメリカ市場へ入りやすいものが多くあると思います。
先ずは食べてもらう。そして毎日食べてもらい馴染んでもらう。『美味しい』は、そのあとにやってきます。
コーラーも初めて飲んだ時は、違和感あっても、飲み続けると一般的に美味しいと言われるものになりました。
ピクルスジュースも、スポーツドリンクとして一般的になっているかもしれません。
今年の冬の展示会は、2019年1月13日から15日までサンフランシスコで開催されてました。
アメリカ企業で今回初めて出展された企業で、ピクルスジュースで出展している企業がありました。
ピクルスの漬け汁を、そのままパックに詰めてドリンクとして売っているそうです。
味はピクルスそのままの味で、日本人に馴染のあるマクドナルドのハンバーガーのピクルスの味そのままといったジュースでした。
ピクルスの漬け汁は、激しいスポーツや真夏のスポーツの後の水分補給や、スポーツの後の筋肉の痙攣を防ぐ効果があるそうです。そのため、この『GOOD PICKLE JUICE』はスポーツの後すぐにピクルスの漬け汁を飲めるようにした商品との事でした。
GOOD PICKLE JUICEホームページ
このようにアメリカに一般的に広がっていない、新しいスポーツドリンクとして発信するには、Fancy Food Show(ファンシーフードショー)が適しています。
そういった展示会ですので、国ごとの食材や食料品の発信の場としても有効です。国別合同ブースのエリアは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、メキシコ、ブラジル、ペルー、ヨルダン、中国、タイ、インドネシア、フィリピンなど多くの国が、その国独特の食材や食料品を発信してました。
エスニック料理(民族料理)は、アメリカで人気があります。そこで、まだアメリカに知られていない食料品や食材を、この展示会で発信してました。
特に、アメリカ市場のトレンドに上手く合わせていたのが、ペルーです。その国独自の食材を食文化の違うアメリカで全国展開するには、膨大な広告宣伝費と時間を要します。普通に美味しい程度では中々広がりません。
そこで、ペルーは『スーパーフード』として、ペルー独特の食材を発信してました。スーパーフードは、アメリカのアッパー層に人気です。味が美味しくなくてもスーパーフードとして発信すれば、アメリカに広がる可能性は高まります。
カリフォルニアにもペルー料理屋が数多くあり、味に馴染がありますが、それでもこの展示会では見た事が無い木の実やドリンクが展示されてました。通常なら通過しそうなブースでも、スーパーフードとして発信されているため、ついつい足を止めて試飲試食されている人が多かったです。
味は美味しいとは言えませんが、スーパーフードとして捉えると、日本人でも許容できる範囲かと感じました。天然のサプリといったイメージでしょうか。
このように工夫することで、アメリカ市場に認知され、広がり、じっくりと味に慣れてもらうことで、スペシャルな食材から一般的な食材へと段階を上げて行く戦略でしょう。
アメリカで一般的な食材となれば、超巨大マーケットが待っています。そのためには食文化の違いにより味の好みも違うアメリカで、味に慣れてもらう前の、先ずは『食べてもらう』という戦略は有効かと思います。
今年は、昨年に比べてベジタリアンやビーガンといった宣伝が減っているように感じました。そんな中でスーパーフード戦略を取っていたペルーは、アメリカ市場を研究しているのでしょう。
他の食品の展示会ではなく、自然食品のナチュラルプロダクトエキスポでもなく、このFancy Food Show(ファンシーフードショー)でペルー独自の食材を、スーパーフードとして発信しているところが戦略が明確で、来場者にコンセプトが的確に伝わっていると感じました。
日本の食材の中にも、スーパーフードの方がアメリカ市場へ入りやすいものが多くあると思います。
先ずは食べてもらう。そして毎日食べてもらい馴染んでもらう。『美味しい』は、そのあとにやってきます。
コーラーも初めて飲んだ時は、違和感あっても、飲み続けると一般的に美味しいと言われるものになりました。
ピクルスジュースも、スポーツドリンクとして一般的になっているかもしれません。
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