2019年1月22日～25日まで、アメリカ・ラスベガスでコンクリートに関する世界最大の展示会「World of Concrete（ワールド・オブ・コンクリート）2019」が開催されました。
屋内展示はもちろん、屋外展示に至るまで、ありとあらゆるコンクリートにまつわる機械、ツール、技術、関連商品が所せましと展示されていました。
特に目が惹かれたのは、やはり屋外で行われていた実演展示と思います。
コンクリートの施工に関連する商品を実際に動かしているのは、施工をされる方々にとっては、とてもわかりやすく、特にアメリカ特有、独特な施工、技術が見られるのは興味深いものです。
アメリカでの施工で良く使用される、研磨、スタンプ、塗装というジャンルが特に多く、目立っていた印象があります。
屋内では、大型ポンプ車、プラント車、ツール、ケミカル用品などが数多く展示されおり、日本では考え付かないアイデア商品も多くあって、関心させられる事ばかりでした。
最近流行りの3Dプリンターも、コンクリート専用の商品として登場しておりました。
来年はさらにコンピュータを駆使した商品が出るのだろうと予測しております。
M-cross International Corporation では、展示会開催に合わせ2019年1月20日～25日の日程で視察ツアーを催しました。
生コン製造会社様、コンクリート二次製品製造会社様、土間施工会社様、機械メーカー様など、１７名の方々に参加して頂きました。
初日の夜の懇親会では異業種交流会のような状態ではありましたが、皆様コンクリートに関わるお仕事をされている方ばかりなので、様々な意見交換が行われ、おおいに盛り上がりました！
また展示会視察では、参加者様が気になるブースに同行して、質問などの通訳を行い、直接アメリカの企業様と折衝していただけるように致しました。
毎年展示会を見ていて感じる事があります。
去年と同じだろうと思ってみていても、毎回ちょっとした事に変化があります。
例えば、去年は手動で動かしていたものが、今年は自動で動いていたり。
去年より、多数の企業が同じような商品を軒並み揃えていたり。
それらを見ることで、今どのような商品、施工方法が流行っているのがわかってきます。
そして、それを日本でいち早く取り入れる、また応用技術にいち早く取りかかれる事で、一歩先をいく事ができ、ビジネスチャンスをつかみ取ることができると思っております。
M-cross International Corporation は来年度も視察ツアーを計画致します。
今年８月頃に当ブログで、視察ツアー募集に関するご連絡をさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
来年度は2020年2月４日～７日になっております。
皆様と共に世界最大のコンクリートの展示会を視察できることを楽しみにしております！
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