National Restaurant Show(ナショナル・レストラン・ショー)2019 その1

 全米の飲食関係者がシカゴに集結するNational Restaurant Show(ナショナル・レストラン・ショー)2019が、2019年5月18日~21日まで、シカゴで開催されました。今年は、第100回目と言う、歴史のある展示会です。



 National Restaurant Show(ナショナル・レストラン・ショー)の会場では、食材、厨房機器、食器、容器、アプリシステムなどが展示されています。

 この展示会に参加すれば、アメリカの飲食の動向を掴むことができます。アメリカでは、近年、プラントフードの市場が急激に拡大しており、牛乳に変わる非乳製品、ナッツミルクなどが主要になっており、逆に、このアイスクリームは、牛乳を使っていますと表示しなければならないような状況になっています。



プラントミートは、一般的ですが、今年目についたのが、プラントシーフードです。プラントフィッシュのお寿司まで展示されていました。



 ビーガンも浸透しており、動物ベースの出汁に変わるものとして、シイタケ、コンブ出汁も多く紹介されていました。


 ここまで、ベジタリアン、ビーガンが浸透しているアメリカにおいては、日本の伝統的な「精進料理」が、そろそろ受け入れられるのはないかと思います。新しい食材として、精進料理の食材などの提案ができるのではないかと感じる展示会でした。

 また、日本の「ホシザキ」が、PHレベル(7.5~9.5)に調整でき、水かソーダ、そして温度も選択できる製水器を展示していました。KITCHEN INNOVATION(KT AWARD)のショーを取っておられました。


National Restaurant Show(ナショナル・レストラン・ショー)は、来年度も、シカゴで5月に開催されます。

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