世界最大級の猫に関するイベントCatCon(キャットコン)が6月29日、30日にカリフォルニア州パサデナのPasadena Convention Center(パサデナ・コンベンション・センター)で開催されました。
2015年から毎年開催されているCatConは、世界中の猫と、猫愛好家のためのイベントです。毎年の来場者は2日間で6万人を超えており、今年度も会場内はまるで猫のテーマパークのような盛り上がりを見せていました。
会場は、展示、セミナー用の大きなホールと、アダプションがメインの小さなホールの二つに分かれています。
出展ブースの様子をジャンル別にご紹介致します。
食品やサプリメントのブースに関しては、「普通」の商品を見つけることの方が難しいような状況でした。
以上のような展示に加え、2日間を通して各種セミナ―やワークショップも同時に開催されていました。
(2019年のセミナー・ワークショップ)
2015年から毎年開催されているCatConは、世界中の猫と、猫愛好家のためのイベントです。毎年の来場者は2日間で6万人を超えており、今年度も会場内はまるで猫のテーマパークのような盛り上がりを見せていました。
CatConの特徴は、猫に関する社会問題への貢献度が高く、真面目な要素が強いイベントであるという点です。
猫のための製品や猫グッズの展示に加え、各種セミナーや、シェルターから連れてこられた猫のアダプションが行われています。
また、販売された全てのチケットの1ドルは動物保護の慈善団体へ寄付されており、その金額は過去4年間で193,000ドル以上となりました。
展示会場内は200以上の出展社による、猫関連商品のブースが並んでいました。
出展ブースの様子をジャンル別にご紹介致します。
まずは、猫好きの来場者のための、猫をモチーフにした雑貨を取り扱うブースです。
日本のキャラクターグッズも見られます。 |
他とは違う雰囲気で目を引くブースです。猫をモチーフにしたカードゲームを販売していました。 |
猫モチーフのグッズを身に着けた来場者が会場内に溢れていることからも分かりますが、猫雑貨は来場者から相当な人気を集めています。
猫がプリントされたTシャツや、キャラクターのグッズをはじめとして、猫をイメージして作られたオリジナル感のある石鹸など幅広い商品が並び、フリーマーケットのような状態になっていました。
猫が関連している雑貨であれば、ジャンルを問わず興味を持ってもらえるのではないかという印象です。
次に、猫用の食品や、サプリメントを取り扱うブースです。
欧米を中心にスーパーフードとして注目を集めている「麻」を材料にしたオーガニックの商品です。
トウモロコシ、大豆、砂糖フリーであることも表記されていました。
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USDA(米農務省)からオーガニック認証を受けているアメリカの商品です。 |
「HOLISTIC(ホリスティック)」をキーワードにしたサプリメントのブース。
悪いところだけを治すのではなく、心と体、環境の全てを考慮して、ペットが本来持つ自然治癒力に目を向けた商品です。
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食品やサプリメントのブースに関しては、「普通」の商品を見つけることの方が難しいような状況でした。
あらゆる商品に、アメリカ人の健康に対する高い意識が反映されており、スーパーフードやオーガニックは、今や人間のためだけのものではなくなっていることが分かります。
ペット先進国と言われるアメリカの今が分かりました。
また、このような商品が集まるということは、猫を飼う人々は健康や環境に対する知識量がそもそも多いこと、生活のレベルが高いことが予想されます。
同じように猫のトイレ用商品のブースからも、今までよりももっと良いものをという意識が感じられました。
猫と遊べるゲームアプリの紹介ブースです。
豆腐から作られた猫のトイレ用商品。
猫の生活用品も、環境に配慮されたものが選ばれる時代になっています。
この他にも、多種多様な猫用アイテムのブースが展開されています。
こちらの猫用爪切りは、岐阜県関市の刃物から作られた日本製のものでした。
こちらのクリーナーも日本製です。
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以上のような展示に加え、2日間を通して各種セミナ―やワークショップも同時に開催されていました。
(2019年のセミナー・ワークショップ)
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