アパレル関係者の将来に対する不安

 業界全体では、売り上げが伸びているものの、低価格商品か、高級品しか売れず、そして、小売店が苦戦している「アパレル業界」の業界関係者は、将来、この業界がどのように変化していくのか、不安に思っている人も少なくありません。

 本日、8月11日より、ラスベガスコンベンションセンターで、全米最大のアパレルの展示会「MAGIC(マジック)」が開催されます。

 前回までは、2つの展示会場を使用して開催されていましたが、今回からは、展示会場を一つに集約されています。アパレル業界だけでなく、展示会も、近年変化している表れだと思います。年に1回や、2回の展示会では、情報が遅すぎる。インターネットの発達で、展示会に参加しなくても、バイヤーとのコンタクトができるなど、理由は様々です。そのために、MAGIC(マジック)だけでなく、展示会全体が、縮小傾向にあります。

 今回は、日本を代表する「豊島株式会社」及び「株式会社ヤギ」が、SOURCING@MAGICに出展されます。昨日は、そのブースの設営日でした。



 株式会社ヤギのブースでは、オンライン上で、小ロットで仕入れができる「YAGI SOURCE ENGINE」を紹介。豊島株式会社では、廃棄食品を使用して染色する「フードダイ」及び、「オーガニックコットン」を使用した商品を紹介されます。

 この2社の展示からも、大量生産の時代は、そろそろ終わろうとしているのではないかと思われます。


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