アメリカの展示会の設営について、日本との違い

 日米の展示会の設営には違いがあり、初めて展示会にご出展される日本企業様が、戸惑われる点も多いです。

 まず、一番の大きな差は、展示会の規模です。そして、その規模と同様、大きなブースにおいては、展示物と言うより、ちょっとした建物のようもものもあります。二階建てのブースは結構あり、ブース内には、商談スペースから、バーまで準備されているものもあります。

 そのために、展示会設営日には、展示会場中、フォークリフトが走っており、設営というより、建設現場のようです。

 また、アメリカの展示会においては、施工は、ユニオン(組合)を使用しなくてはならず、自ら施工をすることができません。脚立一つ使用することができず、脚立を持ったユニオン組合員に依頼し、指示を出し、施工をするというシステムになっています。


 搬入においては、4輪がついた手押し車の使用は禁止されており、2輪のものもしくは、手に抱えられるものしか搬入できません。これも、指定のユニオンを使用して搬入する必要があります。



 また、展示会の会場は、通路にはカーペットが敷かれるために、指定の時間までに、通路をクリアーにし、設営をある程度終了する必要があるなど、数々のルールがあります。

 その他、皆様が戸惑われるのが、保険です。展示会期間中の事故について、保険を掛ける必要がある展示会が多く、その保険がないと、出展が認められず、最後の最後で、慌てられる日本企業様も多くおられます。

 このような決まりがあるために、アメリカの展示会の施工関連費用は、日本の30%高ほどになってしまいます。

 アメリカの展示会に出展される際には、事前に必ずルールを確認されることをお薦めいたします。



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