CES 2020 日本企業

 CES2020には、車メーカー、家電メーカーなど、日本の大手企業も出展されていますが、多くの中小企業、スタートアップ企業も出展されていました。

 JETRO(経産省)のブースでは、多くのスタートアップ企業が紹介されていました。昨年同様の盛り上がりがありましたが、他国の政府支援のブースと比較すると、もっと工夫が必要であるように思いました。文字が多く、一目で、何なのか?がわからないと言う課題があります。展示会で、来場者に立ち止まってもらうには、1.5秒で「何なのか?」がわかる展示が必要です。受付には、ロボット女がおりましたが、立ち止まる人は、まばらでした。



 RAKUTENが、楽天のサービスを紹介されていましたが、ブースは閑散としており、アメリカそして世界市場での楽天の苦戦を見るようでした。


 布団の西川のブースです。安眠関連商品のブースは、去年より増えているように感じました。不眠は、現代人の大きな問題のようです。是非、継続出展されて、がんばっていただきたいです。


 積水ホームのブースです。スマートハウスを紹介されていましたが、ブースが閑散としています。このような大きな展示会では、インパクトがないと、人が集まりません。


 毎年ですが、オムロンのブースは、大人気です。今年も、ロボットが、人間と卓球をしていました。日本の技術の高さに、注目が集まっていました。


 日本の車メーカーは、苦戦しているように感じましたが、カメラメーカーは、日本の技術の高さを、しっかりと強調できていたようです。大手三社のブースは、大変賑わっておりました。


 15年前のCESでは、パナソニック、日立、東芝など、日本の家電メーカーばかり目立ちました。今は、LGとSAMSONに押されています。米中問題で、今年は、中国企業が激減していました。

 日本が世界に売れる技術で、何が残るのでしょうか?そして、新しい物を生み出す力が、日本にはあるのでしょうか?非常に不安を感じるCESでした。

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