大型展示会の舞台裏

 3月に開催されたアメリカ最大の建機の展示会の舞台裏です。


 弊社も、毎年かなりの数の展示会に参加し、設営、撤収にも立ち会うことが多いですが、これだけの、設営用のクレーンを見たことがありません。CONEXPO(コネクポ)と言う展示会で、ラスベガスで開催されました。4会場を使用しており、これは、1つの開場だけのクレーンです。ラスベガスに、これだけの設営用のクレーンがあることもすごいなと思いました。

 展示会場は、高さがあるもの、建物のようなものが作られていますので、この設営用のクレーンが、ほぼ、全部ブースの設営に必用なのでしょう。展示会場の様子です。




 現在、アメリカでは、全ての展示会が、キャンセル、延期となっております。展示会関連企業、展示会場、主催者、施工業者、レンタル業者、リムジン会社、ケータリング会社と、収入が、限りなく0になっています。アメリカでは、1月~4月までに、展示会が集中しています。現在、5月末までの展示会は、開催されません。恐らく、9月ぐらいまでは、展示会は開催されないのではないかと予想します。

 以前、アメリカの景気が後退した際、多くの展示会主催者が倒産しました。景気後退の時は、展示会規模は縮小されましたが、まだ開催されていました。今回、3月~8月まで、半年もの間、全ての展示会が開催されないという状況になりそうです。

 その損失は計り知れません。
 

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