ビバリーヒルズのパーソナリティ

 今回のコロナウイルスで、アメリカでは、3月中旬から、小売店がほぼ閉鎖されています。大手のショッピングモールも、アウトレットも、生活必需品以外の店舗は全てです。そのために、モールなどに入っているテナント店に取っては、言うまでもなく大打撃です。売り上げが0なのです。

 そして、ポストコロナとなり、モールや小売店が再起動したいとしても、消費者は、人が密集する場所には、早々戻ってこないであろうことは、小学生でも予想できます。

 そんな折、ビバリーヒルズにあるショッピングモールの運営会社、PAUBMANという企業が、テナントと家賃の交渉は一切しないと発表いたしました。多くの運営会社が、家賃交渉に応じようとしている中、流石、ビバリーヒルズにあるモールだけあると思ってしまいました。

 ※ビバリーヒルズの象徴、ビバリーヒルズホテル

 ビバリーヒルズと言えば、世界でトップクラスの裕福な街です。このビバリーヒルズという街は、個人的な印象ですが、ラグジュアリーなのに、品格が低いように思えてしかたないです。たまに、ビバリーヒルズに行くと、ベンツのパトカーを見ます。恐らく、ベンツが、ビバリーヒルズ市に寄付をしているのでしょう、このベンツのパトカーを見ると、いつも嫌な思いなります。

 かなり前のことですが、アメリカ全土で、ペットショップで、犬猫の生体の販売を辞めようという運動があり、ほとんど全てのペットショップでの生体が禁止された時も、このビバリーヒルズにあるビバリーセンターと言うモールのペットショップでは、長い間、プロテストされても、犬猫の生体を販売、ビバリーヒルズのお金持ちに、販売し続けていました。

 もちろん、血統を否定しているわけではありません。ブリーダーが大切に育てた犬猫を販売することの否定ではなく、店舗のケージに閉じ込められ、見世物にされる犬猫の保護のためです。

 コロナのような問題が発生した際、街のパーソナリティが、表面化します。


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