建機メーカーのブランディング

 全米最大の建機の展示会、CONEXPO(コネクスポ)に出展していた「建機メーカー CASEのブランディングをご紹介します。

 CASEは、日本には進出していませんが、全世界で販売されている建機、農機のメーカーです。今回は、建築業界を例にご紹介させていただきますが、中小企業のオーナー、オペレーターに取っては、機械を買うのは、とっても嬉しいことのようです。 

 ハーレーのバイク好きは、ハーレーのTシャツ、バンダナなど、ハーレーブランドを買い集めるのと同じ衝動だと思います。男の人に取って、機械は、玩具で、宝物のようです。

 CASEのブースには、このように、アパレル雑貨の販売セクションがありました。




 大人用、子供用のアパレルから、縫いぐるみまで販売されていました。そして、価格は決して安くないですが、みなさん、購入されていました。

 アメリカも中小企業が多い国です。中小企業のオーナーさんの家庭では、子供が小さい時から、会社に連れていき、現場でも遊ばせているものと思います。そのために、子供たちも小さい時から、CASEの機械に慣れ親しんでいるものと思います。

 子供は将来のお客様です。何となく、アメリカ企業のブランディングを、この展示会の開場で垣間見ました。

 KOMATSUなどの日本企業も、アメリカ市場に入り込んでいます。アメリカ流のマーケティングをして、何世代も、使っていただけるような建機メーカーになるのは、良い物を作るだけでなく、このようなブランディぐも必要だと感じました。
 

 

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