街の小さなお店も、ニューノーマルでの営業に

 米国各州により法令は違いますが、ここカリフォルニアでは、2回目のロックダウン状態となっています。3月半ばにロックダウンされてから、完全に再開されたわけでもなく、再開の準備段階で、ロックダウン状態に戻ってしまいました。

 既に4か月以上が経過しており、逆に、この閉鎖されている状態がノーマルになりつつあります。モールや大手小売店では、ニューノーマル導入は必須ですが、実は、小さな町のお店も、ニューノーマルを導入しないと営業ができない状況です。

 今回は、TORRANCE市の「鍵屋」さんのご紹介です。スペアーキーを作りに、TORRANCE LOCK & KEYに行きました。以前は、店内に入り、スペアーキーを作ってもらっている間、店内に設置された椅子に座って待っていました。




 コロナ問題発生後、店内には入れないようになっており、このように、チェーンでブロックされていました。



そして、この様なサインが。「ここでお待ちください。担当者が参ります。黄色のチェーンの外でお待ちください」


 待っていると中からスタッフがでてきて、注文を聞き、そして、中に入って作業をします。


 以前は、待っている間に、店内を見回り、必要でないのに、キーホールダーやお誕生日カードなどを買っている人も多かったです。多くの方が、衝動買いをしていたと思います。今は、そのような売り上げも見込めないので、売り上げは確実に減っていると思います。

 このように、街の小売店でもニューノーマルが導入されています。今後は、大きなスペースも必要ないです。家賃が重く負担になって来るものと思います。自動運手システムも目の前です。自動運転のトラックが、動く小売店となるのも、そう遠くはないのではないでしょうか?

 このニューノーマルは、アメリカだけでなく、世界基準となると予想します。日本でも、近い将来、導入となるかもしれません。今のアメリカ状況を検証していただき、準備をしていただきたいです。

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