今のアメリカを取材 その20 新メニューシステム

 ニューノーマルでは、複数の人が触れるメニューの使用が禁止されました。そのために、メニューは、指定されたコードをスキャンして、自分の携帯で見なければならなくなりました。アメリカでは省人化のために、タッチスクリーンでオーダーするシステムが広がりだしておりますが、それも、複数の人が触れるために使用禁止されるように思います。今は、マックに行っても、タッチスクリーンのメニューは使用できなくなっています。




 ルームサービスも、自分の携帯でメニューを見なければなりません。そこで、ふと思いました。前までは、ホテル案内のパンフレットがありました。探しましたが見当たりません。全て、テレビで見てくださいというメッセージがありました。テレビのリモコンも「消毒済み」の帯が巻かれていました。

 コードを読み込みメニューを見るというシステムですが、私達からすると簡単なシステムです。それをPOSに繋げて注文を受けるだけですが、個人経営のレストランにおいては、このシステム導入は大変なことのように思います。これが義務化されると、多くのレストランが辞めてしまうのではないでしょうか?

 米国も日本もそうですが、このようなシステム設置については、設置方法も費用も、地元の企業を救うために、政府が全費用を出すべきだと思います。ライセンス関連の費用だけなので、政府が交渉して使用権を好条件で買い取れば、政府の負担も少ないはずです。政府がサポートすべきと、個人的には思います。

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