今のアメリカを取材 その11 小売店のニューノーマル

 アメリカの小売店では、ニューノーマルのルールのもと営業されています。いくつかのニューノーマルをご紹介いたします。

 大手デパート「MACY'S」では、各店舗の全ての入り口にこのようなサインが置かれています。マスク着用は必須です。




 そして、床には、ソーシャルディスタンスの目安のシールが貼られています。


 これは、MACY'Sが特別ではなく、ほぼ、全ての大手の店舗では、このようなサインが置かれています。小さな店舗では、店舗内も、好き勝手に歩き回ることができず、一方通行になっています。


 店舗にお客様を入れず、カーブサードピックアップのみの店舗もあります。LUSHも全店舗で、カーブサイドピックアップのみで営業しています。入口で注文した商品を受け取る。もしくは、入り口でオーダーをするという方法です。写真撮影はできませんでした「ビトン」もその方法を取っていました。


 バナナリパブリックにおいては、小売店がオンラインの発送拠点となっており、店舗は閉鎖されています。そして、店舗内のスタッフが、忙しくオンラインオーダーの発送をしていました。実店舗の在庫がなくなったら、実店舗は閉鎖されるものと思われます。



 大手においては、店舗をまだ閉鎖しているところも結構あります。従業員とお客様の安全確保のためにということです。アシックスも小売店は、全店舗閉鎖中です。


 今後数年間は、閉鎖、再開が繰り返されると予想されています。オンラインショップの強化ができていない企業は、完全に駄目になって来ると思います。実店舗の運営が非常に難しくなって来ているアメリカ市場です。

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