今のアメリカを取材 その18 ラスベガス空港のレストラン

  私が、ラスベガスを視察している間に、ロスが再度ロックダウンされ、レストランの店内でのイートインができなくなりました。次のレストランの視察はいつできるのだろうと言う思いで、最後の飲食視察を致しました。

 イートインができるレストランは2店舗だけでした。今回は、RUBY’Sを視察しました。ラスベガスも前日に、バーが再度閉鎖されました。そのために、このように、バーカウンターから、全ての椅子が撤去されていました。


 バーの中には、テーブル席が、6席ありましたが、半分の3席しか座れないようになっていました。ラッキーにも、テーブルを確保することができました。RUBY'Sでは、イートインの場合、バスケットにバーガーやサンドイッチが入ってきます。しかし、今回はイートインでも、このように密封された状態で、テーブルに運ばれて来ました。



 少しの間とは言え、このように密封されてしまうと、フレンチフライもバーガーも、しっとりとして、パリパリ感がなくなります。


 通常は、アメリカンダイナーらしく、ケチャップ、マスタード、マヨネーズ、塩コショウがテーブルに置かれていますが、コロナ後は、それができなくなり、このような形でだされます。


 タバスコを頼んだらどうなるのか?と思い、お願いしたところ、ニューノーマルでは禁止されていますが、使いまわしボトルを持って来てくれました。ここまで手が回っていないものと思います。


 従業員も暇なので、良く話しかけてくれます。今回のこの異常な状況は、受け入れるしかない。バーテンダーという仕事が好きで、各国各地から来る人達と「ラスベガス楽しかった?」と話すのがとても楽しかった。その楽しい毎日が、一瞬にして消えてしまったと言っておられました。

 バーが再開されて、半分の椅子の数ならOKとなり喜んでいたが、またこのようにバーも禁止されてしまった。もう長期間続いているので、文句を言う元気もないとのことでした。どのようにお声をかけて良いのか・・言葉に詰まりました。

 空港内は、このようにほとんどのレストラン、小売店が閉鎖されたままです。







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