今のアメリカを取材 その32 アメリカの航空業界

 コロナの影響で、現時点でフライト数は、73%減になっているとAirline for Americaが、発表しています。2020年の予想では、2019年と比較して60%減、2021年度で40%減、2022年でも10%減となっており、2023年か2024年に2019年度の数値まで戻るか否かは微妙だと言われています。

 空港には、このようにフライトがなく、飛べない飛行機が空港のはしの方に置かれています。これは、ラスベガス空港です。


滑走路ですが、コロナ前は、何機もの飛行機が離陸待ちをしておりましたが、今は、こんな状況です。




 ホテルから空港が見えますが、飛行機が見えません。


 Airline for Americaが掲載しているグラフです。3月に落ち込んで以降、若干戻ってはいるものの、これ以上伸びるとは思えません。


 アメリカの予想が、2023年か2024年まで、航空産業は戻らないと予想されている数字は、そのまま日本にも当てはまると思われます。2022年でも、2019年の40%減となると、観光産業は、祈って待っているだけでは、消滅してしまいます。3年間、回復しないということで、計画を立てる必要があると思います。

 アメリカのハワイでは、またロックダウンされる予定とのこと。ハワイは、3月から鎖国状態になっており、失業者が20%を超えており、ワイキキは治安も悪くなってきているそうです。レストラン、お土産やさん、その他観光産業にかかわっている人達は、何とか維持しようという感じから、何とかリースなどを切り、ビジネスを閉鎖する方向になってきているとのことです。日本でも同様のことが起きると予想します。

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