アメリカの家庭菜園(農園)の規模

 今回、弊社の取引先の社長のご両親のお自宅を訪問させていただきました。お父様は、心臓外科医の名医、奥様は専業主婦と言う、資本家でも何でもないご家族のご自宅です。メイン州のポートランドの郊外にご自宅をお持ちです。ダウンタウンから10分ほどですので、田舎でもありません。しかし、少し車で移動すると、このような土地を購入できるのがアメリカです。40エーカーの敷地に、家庭菜園、ニワトリ小屋、ナッツ畑とはちみつ小屋をお持ちです。そして、全てではないですが、ある程度、自給自足の生活をされています。お二人とも、元々は、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアと都会でお住みだった方です。年を取ってから、メイン州に引っ越されて、ここからボストンの大学病院に通っており、奥様は、家庭菜園というより、農園と言った方が’良いので家庭農園を言わせていただきますが、それを、数名のヘルパーを使って運営されています。但し、販売されているわけではありませんので、やはり家庭菜園の方が、相応しいのかな?と思います。

 この家庭の菜園(農園)で見かけた農機ですが、納屋などにもっとあるのではないかと思います。







 敷地はこのような感じです。ナッツ畑、畑、ニワトリ小屋、はちみつ箱です。






 主婦がやっているとは思えない本格的なものです。アメリカのアッパー層では、このような生活をする人が増えて来ています。自給自足で、自然と共に生きるライフスタイルです。

 ふと思いました。アメリカの農業は、飛行機をい使ったりする大型農業で、日本のような狭い土地で農業をする形ではありません。そのために、狭い年での農業をするための、農機、資材、システム、技術がありません。今後、日本のこの分野のアメリカでの需要が伸びるのは間違いないです。

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