今のアメリカを取材 その２２ 夏休み金曜日の夕方のラスベガス空港

　２週間前に視察した時より、人は増えています。8月7日の金曜日の夕方のラスベガス空港です。通常なら、全ての荷物受け取りのターンテーブルが使用されており、３つほどの到着フライトの表示が、各ターンテーブルで表示されていますが、この時、動いていたのは３つほどだけです。

　以前なら、シルクドソレイユやホテル、レストランの動画広告が、空港中で放映されていましたが、今は、広告主がいないようです。それだけラスベガスは痛手を受けています。これは、別の日に撮影した写真ですが、空港のはしには、フライトが減少したために飛べない飛行機が並んでいました。胸が痛くなるような光景でした、

　前回は仮だった「ニューノーマル」のサインですが、今回は、しっかりとしたサインになっていました。

　航空会社ももちろんですが、ロサンゼルス、ラスベガスの空港の状況を見て、この状態が後、半年も続けば、空港自体の運営も厳しくなり、セキュリティチェックを含む、空港の安全確保が難しくなるのではないかと感じてしまいました。