状況が厳しいロサンゼルスのレストラン

 3月19日より、ロサンゼルスでは、レストラン屋内でのイートインが禁止となり、一旦、ほんの一瞬だけ、ソーシャルディスタンスを取ったテーブル配置での屋内でのイートインが認められましたが、すぐにまた閉鎖されました。そして、今は、屋外でのイートインのみが認められています。

 そして、異例として、歩道に屋外のテーブルを設置することが認められました。しかしながら、囲いがないとアルコールは出せません。そのために、道をブロックして囲いを作り、アルコールを提供しているところもでてきていますが、多くのレストランは、そこまで手が回りません。

 本日、トーレンス市にある日本のお蕎麦屋さん「いちみ庵」を訪問しました。このように、テントを張ってテーブルが3席配置されています。椅子の数は、13席です。




 本当に歩道です。風が強く、紙類は全て飛んでいきますので、それを抑えながらの食事は結構大変でした。金曜日の12時半と言う、以前なら、屋内で座る場所もなかったように混んでいたお店ですが、お客さんは、私達を含めて3名。そして、テイクアウトのお客様が、私達が滞在中に2組でした。

 家賃が発生するので、開店しなければならないと思って、このように、試行錯誤して開店されていますが、人件費やその他を考慮すると完全に赤字だと思います。今、弊社の近郊でも、レストランの周りには、テントが多く張られています。この状況、そう長くは続かないと思います。既に、10月末までは、この状態が続くと言われています。飲食業に従事されている方々は、どのような思いで毎日を過ごしておられるかと思うと、本当に胸が痛くなります。

 新しいことを考えるしか、生き残る道はないのではないでしょうか?

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