飲食業だけでなく、飲食業関連企業への打撃も表面化

 アメリカの飲食業が受けている打撃は、戦争となり突然爆弾を落とされたような感じです。このBLOGでもご紹介しているように、アメリカの特に都心部のレストランの閉鎖は後を絶ちません。

 弊社があるビジネスパーク内に、レストランに野菜や卵を販売されている卸屋さんがあります。弊社も、こちらにオフィスを構え20年近くになります。こちらの業者さんも、同じぐらいここにおられる古い企業様です。

 なんとその企業様も、事務所を閉められるようです。3月以降、ロサンゼルスのレストランは、テイクアウトはしているとは言え、売り上げは大きく減少しています。その影響が、もちろん、業務用の食品卸にもでてきています。先日、某大手醤油メーカーとワサビメーカーの方と意見交換させていただきましたが、メーカーさんにも、レストラン閉鎖による影響が多大にでているとおっしゃっておられました。

 今後、年末までに、レストランだけでなく、飲食業関連企業、破綻、閉鎖が起きるものと予想します。





 弊社のあるビジネスパークですが、数名~10名ぐらいの従業員で運営している企業がほとんどです。そのために、ビジネスを閉鎖するのもそれほど大変ではありません。先が見えない今、継続するより、一旦閉鎖する方がリスクが少ないのは確かです。市場がリセットされたら、また始めようと思って、一旦閉鎖される方も多いような気がします。そのために、このビジネスパークも、空き家がかなりあります。リモートとなり、人も来ないので、どこが空き家になっているのか判断しづらいですが、半分ほどしかテナントがいないのではないかと思う今日この頃です。

 時期によっては、縮小閉鎖も戦略のうちだと思います。

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