今のアメリカを取材 その28 現在のラスベガスコンベンションセンターの様子

 展示会の街、ラスベガスでは、2020年3月以降の展示会は、全てがキャンセルかバーチャルとなっております。2021年の1月の展示会もバーチャルになっているものもあり、1月末ぐらいから、従来型の展示会の開催が予定されていますが、現時点では微妙な感じです。

 ラスベガスコンベンションセンター敷地内に、イーロン・マスクが、地下トンネルを掘って、そのトンネルに自動運転車を走らす工事をしていると聞いたので視察に行って来ました。



 展示会が開催されていないので、もちろん展示会場も閉鎖されています。メインホールの駐車場も全て閉鎖して、そのパーキングのど真ん中でトンネル工事がされていました。急ピッチでされているような感じでした。本来なら、この時期は展示会がほぼ毎週行われている時期です。多忙な時期です。もし、コロナが発生していなかったら、このような工事はできなかったのではないか?とふと、疑問を持ってしまいました。

 ラスベガスコンベンションセンターは、数年前から拡張工事がされています。今年末までには完成の予定です。コロナの影響で、展示会が開催されるか否かも不確かですが、工事だけは、本当に急ピッチという感じで進められています。こちらが拡張されている展示会場です。



 そして、この先には、トンネルのもう一つの入り口の工事がされていました。


 WITHコロナでは、シャトルバスでの移動も困難になります。自動運転の個別の車での移動は、WITH コロナの時代にぴったりの移動方法です。この計画は、何年も前からされていたものですが、コロナを見越しての移動システムのようです。

 ラスベガスは、ギャンブルの街でもありますが、展示会の街でもあります。この街は、展示会で持っていると言っても過言ではありません。WITHコロナでは、展示会の形も大きく変わらざるを得ません。この広大な展示会場で、どのような新しい形の展示会が開催されるのか、楽しみでわくわくです。


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