日系スーパーのフードコートを検証

　全米に１１店舗を展開している日系スーパー「MITSUWA MARKETPLACE」のTORRANCE店は、大型ショッピングセンターに、数か月前に引っ越ししました。その後、すぐにコロナ問題が発生いたしました。

　大型ショッピングセンターに引っ越しし、日本人以外の集客をしようとされた矢先のことです。そのために、フードコートのオープンは遅れているようです。

　まだ、オープンできていないテナントも数店舗ありました。

オープンしている店舗です。

イートインのダイニングエリアですが、屋内は完全に閉鎖されており、屋外のパティオは、ソーシャルディスタンスを確保したテーブル配置になっています。予定通りのテーブル設置ができず、はしに追いやられたテーブルとイスがむなしく山積みされています。

　パティオがなければ、イートインの場所が確保ができなかったでしょうから、大打撃を受けていたと思います。特に、麺類などは、持ち帰りが難しいメニューです。今回は「山頭火」で試食しました。単品のラーメンとセットをあわせて、３７ドルです。約４０００円です。じわじわとインフレになってきております。

　あるレストラン協会の調査では、アメリカの成人に対するアンケートによると、１１％もの方が、一番好きな料理は日本食と答えたという調査結果を読んだことがあります。なかなか家で日本食を作る人がいないでしょうから、コロナ問題が継続したとしても、デリバリー、テイクアウト方法を充実させると、勝ち組になれると思います。