WITHコロナのスーパー、専門店、市場

 コロナで色々な事が激変していますが、今現在は、スーパーに大きな変化が見られませんが、今後、スーパーの形も大きく変わるかもしれません。日米とも、大型チェーンスーパーができ、街の市場や商店街が衰退しました。

 しかしながら、このコロナ問題で、もしかすると、市場に入っていたような専門店(魚屋、八百屋、肉屋等)が新しい形で復活するのではないかと感じています。メイン州ポートランドにある、1800年からある地元の魚屋さんを視察致しました。

 HARBOR FISH MARKETは、メイン州ポートランドの港町の中にあります。歴史を感じさせる店構えです。


 コロナ問題発生後、こちらの魚屋さんの業態も変わりました。店舗への入店はできず、オンラインか電話でオーダーし、カーブサイドピックアップ(駐車場に着くと、車までオーダーしたものを持って来てくれるシステム)か、デリバリーのみとなっております。それを知らず来た人達は、ソーシャルディスタンスを取り、結構長時間、窓口で待つことになります。

 この歴史がある魚屋さんですが、もしかすると、コロナ前までは、オンラインを強化していなかったのかもしれません。オンラインで魚をオーダーしようと思いましたが、ブラウザーによってはお買い物ができないという障害もでていました。現在、必須になってオンラインの急ピッチで整備をされているのかもしれません。

HARBAR FISH MARKETのホームページ

 こちらが店舗前の様子です。






 オーダーを待っている人達、到着したと電話する人、みなさん、新しいシステムに慣れようとされています。

 店舗内には、魚以外に、スパイス、パン、その他、色々販売さえていたと思いますが、現在では、魚介類しかオーダーができません。ある意味、専門店化されています。そして、昔の御用聞きのように、配達が復活されています。オンラインオーダーなどがアップグレードされて、昔に戻っているように思いました。

 このような専門店は、デリバリーになると大手より強いです。オンラインでオーダーすれば配達してくれるわけですから、今までなら、何軒もで買い物するのが大変なので、大型スーパーでまとめてお買い物していましたが、オンラインなら、何件で注文しても面倒ではありません。専門店で注文すると、確実に、品質良い美味しいものが届きます。オンライン上で、専門店の市場があれば、尚便利ですね。と、昔のスタイルに戻るのかもしれません。ある意味、楽しみです。

 本日購入した白身の魚です。レモンとガーリックバターでいただきました。


 アメリカのイーストコーストの北の地域の大西洋の白身の魚は、本当に美味しいです。若干大味ではありますが、魚好きの日本人には受けると思います。

 このような街の魚屋さんには、今後もがんばっていただきたいです。未来の市場が何となく見えたように思いました。

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